全軽自協、軽自動車の世帯当たり普及台数について発表
軽自動車の世帯当たり普及台数について
社団法人全国軽自動車協会連合会(会長:村田浩平)の集計によると,平成18(2006)年3月末現在の世帯当たり軽四輪車の普及台数は100世帯に46.8台と,昨年の45.8台からさらに1.0台普及が進んだ。
これは,総務省調べの「住民基本台帳世帯数」と国土交通省調べの「自動車保有車両数」をもとに算出したもの。平成18(06)年3月末現在の世帯数は5110万2005世帯(前年同期比71万9924世帯増),軽四輪車の保有台数は2389万6947台(同80万5444台増)で,この結果,世帯当たり軽四輪車の普及台数は,平成17(05)年3月末現在の100世帯に45.8台から46.8台(2.18世帯に1台から2.14世帯に1台)となった。
軽四輪車の保有台数は,昭和48(73)年の車検制度導入後,昭和50(75)年9月までに検査を受けなかった車両を職権抹消したことにより,昭和51(76)年には前年度より減少したため,世帯当たり普及台数も同年にはいったん下がったが,昭和52(77)年(100世帯に15.9台)からは30年連続して普及が進んでいる。昭和57(82)年には100世帯に20台を超え20.2台,昭和63(88)年には100世帯に30台を超え31.9台となり,平成12(00)年には100世帯に40.8台と40台の大台を突破,平成17(05)年には45台を超えている。
地域別にみると,世帯当たり普及率が高いのは,(1)鳥取県,(2)島根県,(3)佐賀県,(4)長野県,(5)山形県の順番。最高の鳥取県では100世帯に94.1台となり,100世帯に90台以上の普及は昨年と比べ1県増の4県,100世帯に80台以上の普及は2県増の9県,100世帯に70台以上の普及は1県増の26県,100世帯に60台以上の普及は2県増の34県,100世帯に50台以上の普及は1県増の37県となった。
反対に普及率の低いのは,(1)東京都,(2)神奈川県,(3)大阪府,(4)埼玉県,(5)北海道の順番。100世帯に50台以下の普及は昨年と比べ1県減の10都道府県,100世帯に40台以下の普及は増減なしの8都道府県,100世帯に30台以下の普及は増減なしの3都府県,100世帯に20台以下の普及率は増減なしの2都県となった。ちなみに,最下位の東京都を除いた全国の普及率は100世帯に51.6台と2世帯に1台を超えている。
【 添付資料 】
1.軽四輪車保有台数と世帯当たり普及台数(県別順位並び)
2.軽四輪車の100世帯当たり台数と保有台数推移
3.軽四輪車保有台数と世帯当たり普及台数(都道府県別)*平成18年3月末現在
4.軽四輪車保有台数と世帯当たり普及台数(推移)