忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.25.Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'06.04.Mon

住友ゴム子会社、路面凍結情報提供プロジェクトに路面センサー技術で参画

~道路の凍結状態をWEBで知らせる~

SRI研究開発が路面凍結情報提供プロジェクトに路面センサー技術で参画
 
 
 住友ゴム工業(株)の100%子会社で、住友ゴムグループの研究開発を担当するSRI研究開発(株)は、2006年12月22日より展開される「路面凍結情報の提供による安全運転の支援プロジェクト」に、独自の路面センサー技術で参画します。このプロジェクトは、秋田大学工学資源学部 土木環境工学科 浜岡秀勝助教授との共同研究によるもので、プローブカーと呼ばれる車両が冬季の道路を走行することにより秋田市内の路面凍結情報を収集し、WEB上で路面凍結地点の情報を提供します。

 冬期の路面凍結時の運転は常に緊張を求められるものですが、路面凍結地点の情報をあらかじめ入手することができれば運転への安心感が高まり、事故発生のリスクを小さくできます。そこで2004年度より国土交通省のプロジェクトとして、路面凍結情報の提供による安全運転の支援を目的とした本プロジェクトがスタートし、2005年度よりプローブカーデータの取得による路面凍結情報獲得の取り組みが始まりました。
 2年目となる本年2006年度はSRI研究開発が提供する路面センサープログラムを車両に搭載し、路面状態のデータを検出することになりました。この路面センサー技術は、ほぼ一定速度で走行した時にも生じるわずかな速度変化と、その時の路面に対するタイヤのスリップ率の変化を、GPSを用いて測定し、それらの関係から滑り易さを判定する技術で、2002年に基礎開発を終え、2005年に自動車技術会秋季学術講演会で発表した“GPSを利用した路面の滑り易さ推定技術”に基づくものです。
 プローブカーには無線装置が搭載されており、路面情報と位置情報をサーバーに送信します。この方法で秋田市内の実道を走行する車両から得た情報を集め、インターネット上の地図にプロットし、情報提供を行うことで、多くのドライバーが路面凍結地点の情報を事前に把握でき、より安全な走行が可能となります。

 今回プロジェクトに採用された、SRI研究開発の独自の路面センサー技術は、単独の走行では自車の安全確保がその主な目的でしたが、秋田大学の推進する路面情報配信技術との融合により、すべての車に役立つ、新たな安全運転への貢献が期待できます。住友ゴムは、今後とも冬の安全運転にタイヤメーカーとして様々な角度からの取り組みを進めて行きます。 
  
●添付:秋田大学における記者発表用資料 
 (※ 関連資料を参照してください。)

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[29653] [29652] [29651] [29650] [29649] [29648] [29647] [29646] [29645] [29644] [29643
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]