サンクトガーレン、バレンタイン特別醸造ビールを6000本増産決定
バレンタイン限定“チョコビール”2007.1.18発売
予約注文で10,000本完売につき、6000本増産決定
神奈川県厚木市にある元祖地ビール会社「サンクトガーレン」(取締役社長:岩本伸久)は、2007年1月18日にバレンタイン特別醸造ビール「インペリアルチョコレートスタウト」を発売いたします。(※インペリアル=アルコールの高い/チョコレート=チョコレート風味の/スタウト=黒ビール)今ビールは、ビール本来の原料のみでチョコレートの風味を出すように造ったビールです。
今ビールにチョコレート風味をもたらしているのは「チョコレートモルト」です。通常のビールに使用するモルト(麦芽)は85度で焙煎するのに対し、「チョコレートモルト」は160度の高温で焙煎されています。高温で丹念に焙煎したモルトがもたらすダークな色、カカオのような甘く香ばしい香り、まろやかでコクのある味わいは、まさにビターチョコレートです。
今ビールは当初10,000本限定発売の予定でしたが、酒販店などからの予約注文だけで10,000本が完売し、急遽6,000本の追加発売を決定しました。2007年1月10日(水)に追加分を醸造します。
商品概要
【商品名】 インペリアルチョコレートスタウト
【発売日】 2007年1月18日(木)
【内容量】 330ml
【アルコール分】 8.9%
【希望小売価格】 630円(税込み)
【販売場所】
・弊社HP内にて2007年1月初旬より先行予約開始
・横浜高島屋、日本橋高島屋、新宿高島屋、玉川高島屋
・マルイファミリー各店、東急ハンズ渋谷店、他
※同時期に今ビールを使用した「チョコレートビールケーキ」も発売になります。そちらの情報をご入用の方は、お手数ですが別途お問い合わせ下さい。
【補足情報】
■金賞を受賞した”幻のビール”復活
今ビールは2006年1月にバレンタイン限定ビールとして初めて6,000本を発売しました。それがたった4日で完売し、一部の人から“幻のビール”と言われています。
そして「ジャパン・ビア・カップ2006」では金賞を受賞。話題となっただけではなく、美味しいビールであることが証明されました。名実ともにダークエールの最高峰に立つビールの復活です。
■副原料は使用しない。ビール本来の原料へのこだわり。
今ビールはビール本来の原料のみでチョコレート風味を出すように造ったビールで、チョコレートやカカオなどは一切使用しておりません。今ビールにチョコレート風味をもたらしているものは、160度の高温で丹念に焙煎した“チョコレートモルト”です。“チョコレートモルト”が醸し出すダークな色、カカオを思わせる甘く香ばしい香り、まろやかでコクのある味わいは、まさにビターチョコレートです。
しかし、チョコレートモルトだけでビールが造れる訳ではありません。チョコレートモルトを大量に使用するとビールに酸味やえぐみが発生します。ベースモルトにどの程度チョコレートモルトをブレンドするか、そのさじ加減がポイントとなります。
■“甘く”見ないで下さい
チョコレート風味といっても、決して甘くありません。むしろ8.9%のアルコールを持つパワフルな仕上がりになっています。今流行の高カカオチョコレートのような雰囲気をイメージして下さい。豊かなボディの中に広がる甘い余韻と香ばしいほろ苦さ、若干ぬるめのほうがチョコレートの風味をより強く感じることができます。食後にゆっくりと楽しんでほしい大人のデザートビールです。
たった1人の元祖地ビール屋「サンクトガーレン」
いわゆる“地ビール解禁”以前、日本ではビールが作りたくても作れませんでした。
それならアメリカで作ろうと、サンクトガーレンは1993年にサンフランシスコで産声を上げ、日本に逆輸入というかたちで地ビールの販売をはじめました。
日本人が日本ではなく、アメリカで地ビール会社を開業せざるをえなかったことは日本の産業規制の象徴として、アメリカで大きな話題となりました。それを無視できなかった日本政府は翌年の1994年にビール醸造免許の基準を年間2000Klから60Klへと大きく引き下げました。サンクトガーレンが日本の地ビールの幕開けをつくったのです。「サンクトガーレン」とは現存する記録で、世界で最初に醸造許可を受けたサンクトガーレン修道院から取ったものです。
現在は厚木の醸造所でビールの醸造から配送作業、営業までを社長の岩本伸久がたった1人でこなしています。サンクトガーレンのビールは国内外で高い評価を得ており、2006年9月に行われた「インターナショナルビアコンペティション2006」では出展社50社中、最多の5メダルを獲得しました。