日立ソフト、警告により不適切な電子メールの送信・参照を抑止する製品を発売
警告により不適切な電子メールの送信・参照を抑止する製品「MaCoTo for Outlook」を発売
~利用者のコンプライアンス意識向上と証跡管理による企業の内部統制を支援~
日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、メール送信と受信メールの参照にポリシーを定義し、警告をする事で不適切な電子メールの送信・参照を抑止する製品「MaCoTo(*1)(マコト)for Outlook」を5月末日より販売開始します。「MaCoTo for Outlook」は、メール送信時および受信メール参照時に予め設定されたポリシーチェックを行い、メール利用者に警告を表示します。また、メール利用者の操作ログを取得する事で、警告に対する利用者の操作証跡の保管が可能です。これらの機能により、本製品は情報漏洩の抑止、コンプライアンス意識の向上、および証跡管理による内部統制対応を支援します。
(*1)MaCoToは、Mail Compliance Total solutionの頭文字を取ったもので、メールに対するにポリシーチェックとログを取得する日立ソフトが提供する製品シリーズです。
昨今、インターネットを介した電子メールが手軽なコミュニケーション手段として広く定着しています。しかし、電子メールは手軽である反面、例えば企業において電子メールの宛先を誤った結果、営業秘密を公知にしてしまう、また本人が意図せずインサイダー情報や機密情報などを知ってしまうなど、電子メールによる問題が発生する事があり、更にその原因を特定し難いなどの問題もあります。
これらの問題への対処として、メールサーバ側でメールの送受信を強制的に抑止する製品とは異なり、本製品ではメールソフトでの送信・参照に先立ち、その可否を利用者に警告し判断させる事で、不適切な電子メールの送信・参照を抑止します。
「MaCoTo for Outlook」では管理者がポリシーを設定し、利用者に適用する事により、メールの送信・受信メールの参照時に警告する事が可能で、以下の特長があります。
(1)メール送信ボタン押下時
ポリシーに抵触する場合、利用者に以下の警告を表示し、問題ないかを利用者に確認させる事が可能です。
1.宛先警告
2.添付ファイル警告
3.ユーザ定義警告(最大5 ポリシーまで、任意に設定可)
(2)受信トレイのメール参照時
メールが未読で、且つポリシーに設定した「キーワード(メールの件名/本文)」「メール送信者のドメインが指定以外」と合致した場合、利用者に警告画面を表示し、参照の確認を行わせる事が可能です。
利用者が参照を選択(OK ボタンを押下)した場合のみ、本文の表示(プレビュー)を許可します。
(3)警告に対する操作証跡
警告に対する利用者の操作証跡をログファイル、またはメールにより、管理者が保管する事が可能です。証跡については、「取らない」「ファイルとメールの併用」「ファイルまたはメールの何れか」を設定できます。
「MaCoTo for Outlook」を適用する事により、
・メールの送信、受信メールの参照に対する利用者のコンプライアンス意識向上
・不適切なメール送信による情報漏洩の抑止
・不適切な受信メールの参照によるコンプライアンス上の問題発生抑止
・問題発生時の影響範囲や原因の特定を容易に実現
・警告に対する操作証跡(Yes、No)の管理による内部統制強化
を可能とします。
今後、当社ではMaCoTo シリーズとして、他メールソフトへの対応やメールサーバへの対応を検討し、拡大していく予定です。
*以下、製品画面イメージなどは添付資料をご参照ください。
<製品URL> http://hitachisoft.jp/Products/MaCoTo/
<本件に関するお問い合わせ>
日立ソフト @Sales24
TEL:03-5479-8831 URL:http://sales24.hitachisoft.jp
※ 日立ソフトの正式名称は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社です。
※ MaCoToは、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の商標です。
※ Outlookは、米国Microsoft Corporation の登録商標です。
※ その他記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です。