2005年03月22日
インターワイヤード、「アフィリエイトプログラム利用実態調査」結果を発表
~ブログでの利用が進むアフィリエイト、利用者の42.4%が報酬を実際に受領、最も満足しているプログラムは「楽天アフィリエイト」~
インターワイヤード株式会社は、同社が運営するインターネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」にてアフィリエイトプログラムの利用状況に関する調査結果を発表した。
調査はインターネットユーザー15,314名に対し実施。アフィリエイトプログラムを「知っている」または「だいたい知っている」と回答したのは37.0%。また、実際にアフィリエイトプログラムを利用しているのは全体の9.4%だった。
アフィリエイトプログラム利用者のサイト立ち上げ方法は「無料で提供されているブログサービス」が31.0%でトップとなり、ブログでの利用が進行していることが明らかになった。
アフィリエイトプログラム利用者が選ぶ「最も満足しているプログラム」の1位は「楽天アフィリエイト」(29.8%)、2位は「A8.net」(23.5%)、3位は「amazon.co.jp」(14.4%)だった。
なお、調査結果は、別途「アフィリエイトプログラム利用実態調査」というかたちで報告書にまとめている。
「アフィリエイトプログラム利用実態調査」
http://www.dims.ne.jp/data/affiliate/
□ 調査結果要約 □
●アフィリエイトプログラムの認知率は37.0%
インターネットユーザー15,314名に対してアフィリエイトプログラムの認知状況をたずねたところ、「分からない」という回答が40.3%で最も多かった。ついで「聞いたことはある」が22.6%、「知っている」は20.7%だった。
「知っている」と「だいたい知っている」の回答割合を合計した認知率は37.0%となった。
【アフィリエイトプログラムの認知】
1:知っている-20.7%
2:だいたい知っている-16.3%
3:聞いたことはある-22.6%
4:分からない-40.3%
(N=15,314)
また、今回の調査でアフィリエイトプログラムを「掲載している」と答えたのは1,439名。全体に占める割合は9.4%だった。
●42.4%が実際に報酬の受け取りを経験、「自己購入」での報酬受け取りも
アフィリエイトプログラムを利用している1,439名のうち、実際に報酬を受け取ったこと(一定額に達していないために振り込まれていない場合は除く)が「ある」と答えたのは42.4%だった。
また、いわゆる「自己購入」(自分が掲載したアフィリエイトのリンク先に、自らアクセスして商品やサービスを購入したこと)については、「自己購入経験があり、かつ報酬も受け取った経験がある」利用者が22.0%に達した。
アフィリエイトプログラムの場合、その商品・サービスを自分が実際に使用してみて良さを実感したものを紹介するケースが多く、自己購入というかたちで副次的ではあるがアフィリエイトプログラム利用者に対しても販売促進効果を産んでいるとみられる。
【自己購入経験】
1:自己購入経験があり、報酬を受け取ったことがある-22.0%
2:自己購入経験はあるが、報酬を受け取ったことはない-22.7%
3:自己購入の経験はない-55.2%
(N=1,439)
●アフィリエイトプログラム、「認知率」「最も満足しているプログラム」ともに「楽天アフィリエイト」がトップ
アフィリエイトプログラム利用者に対し、名前を聞いたことがあるものをすべて選択してもらったところ、「楽天アフィリエイト」が84.2%でトップとなった。2位は「amazon.co.jp」、3位は「A8.net」だった。
【認知率】(上位5プログラム)
1:楽天アフィリエイト-84.2%
2:amazon.co.jp-77.7%
3:A8.net-68.9%
4:バリューコマース-62.2%
5:ビッダーズアフィリエイト-50.0%
(N=1,439)
また、「最も満足しているプログラム」を1つだけ選択してもらったところ、認知率と同様「楽天アフィリエイト」が1位という結果になった。
「楽天アフィリエイト」を選択した回答者に、評価理由をたずねたところ、
・「楽天市場」のショッピングサイトとしての圧倒的な知名度
・楽天市場内の全商品がアフィリエイトのリンク先の対象となる商品数の多さ
・発生した報酬額の多少にかかわらず毎月ポイントというかたちで報酬が支払われる点
・自分の購入履歴に対し感想や評価を書くだけでアフィリエイトをスタートできる手軽さ
などを挙げる声が多かった。
●利用状況1位は「ブログ」への掲載、約半数が無料スペースを利用
アフィリエイトプログラムを利用している1,439名のうち、アフィリエイトプログラムを掲載するサイトを持っていると答えた629名に対してサイトの立ち上げ方法をたずねた。その結果、最も多かったのは「無料で提供されているブログサービス」の31.0%。2位の「無料で提供されているホームページスペース」もあわせ、約半数が無料のスペースを使ってアフィリエイトプログラムを
利用していることが分かった。
【サイト立ち上げ方法】
1:無料で提供されているブログスペース-31.0%
2:無料で提供されているホームページスペース-23.7%
3:有料のレンタルサーバサービスに加入-22.1%
4:加入しているプロバイダーが提供しているホームページスペース-18.9%
5:自分でサーバーを設置-2.7%
その他-1.6%
(N=629)
●アフィリエイトプログラム利用者の8割以上は「今後も利用したい」
アフィリエイトプログラム利用者に対し、今後も、アフィリエイトプログラム利用したいと思うかたずねたところ、「利用したい」と「やや利用したい」の回答合計は84.9%に達した。一度使い始めると、継続して使いたくなるのがアフィリエイトプログラムの特徴と言えるだろう。
【今後の利用意向】
1:利用したい-63.7%
2:やや利用したい-21.2%
3:どちらともいえない-12.6%
4:あまり利用したくない-1.8%
5:利用したくない-0.6%
(N=1,439)
□ 調査の方法 □
2005年2月17日から2月23日までの7日間、インターワイヤード株式会社保有のモニター(137,030人)の中から、15,314人に対し事前調査を実施し「アフィリエイトのリンクを自分のホームページなどに掲載している」ユーザーを抽出、対象者に対し本調査を実施した。本調査の回答者数は1,439名。アンケート調査は、事前調査・本調査ともにインターネット上で実施した。
本調査回答者(N=1,439)の属性は下記の通り。
【性別】
男性-49.5%
女性-50.5%
【年齢】
20歳未満-1.4%
20代-23.5%
30代-44.0%
40代-24.6%
50代-5.5%
60歳以上-1.0%
□ 調査対象アフィリエイトプログラム □
・アクセストレード(ACCESS TRADE)
・amazon.co.jp(アマゾンジャパン)
・1億人.com
・A8.net(エーハチネット)
・コムズリンクスタッフ
・JANet(ジャネット)
・電脳卸
・トラフィックゲート(Traffic Gate)
・バナーブリッジ(BannerBridge)
・バリューコマース(ValueCommerce)
・繁盛哲人
・bk1ブリーダープログラム
・ビッダーズ(bidders)アフィリエイト
・Fujisan.co.jp
・livedoorアフィリエイト
・楽天アフィリエイト
・リンクシェア(LinkShare)
□ 報告書の概要 □
「アフィリエイトプログラム利用実態調査」
制作・発行:インターワイヤード株式会社
判 型:A4版・約180ページ(予定)
発 刊:2005年3月(予定)
価 格:
(A) 印刷報告書タイプ:税込価格 68,250円(本体 65,000円)
印刷・製本した報告書をお送りいたします。
(B) デジタルデータタイプ:税込価格 68,250円(本体 65,000円)
報告書のデジタルデータ(Microsoft WordファイルおよびMicrosoft
Excelファイル)を収録したCD-Rをお送りいたします。
(C) (A)+(B)のセット販売:税込価格 84,000円(本体 80,000円)
※資料のページ数ならびに発刊日につきましては、制作の都合上変更させていただくことがございます。あらかじめ御了承下さい。
※アンケートのローデータをご希望の場合は、インターワイヤード株式会社までご相談ください。
【調査レポートの詳細】
http://www.dims.ne.jp/data/affiliate/
□ 本プレスリリースに関するお問い合わせ □
インターワイヤード株式会社
〒140-8547
東京都品川区南大井5-19-8
TEL:03-3765-7199
URL:http://www.dims.ne.jp
担当:三浦
miura@interwired.co.jp