2007年05月30日 ───────────────────────────────── ─INDEX──────────────────────────── 主人公、島耕作は、団塊の世代に属し、大手家電企業「初芝電器産業」に勤務するサラリーマンである。作品が掲載された当初(1983年頃)の島は、どちらかといえば小心で保身を考える平凡なサラリーマン像に描かれており、作品内容もオフィスラブなどの個人的な身辺事が主たるものであった。 1984年後半から毎回連載が始まると、作品は大企業内部の派閥抗争や企業戦略に基づく経営展開などのマクロな経済世界へと舞台の主軸を移していった。それに伴い島耕作は、揺れ続ける社内派閥の動向の中でも自身の信念のみに従って行動する人物として描かれていき、度重なる苦難に直面しても、前進する意思と(都合が良すぎる程の)幸運さですべて乗り切ってしまう。 苦難を乗り切る過程では、多くの場合、知人の探偵(木暮久作)を駆使したミステリ仕立ての冒険活劇が展開されるが、部下や女がいつの間にか全てを解決してくれることも多い。また、島の周囲には必ずと言って良いほど島と性的関係を結ぶ女性が常につきまとう。これらの複雑に絡み合う各要素(派閥抗争、経営戦略、ミステリ活劇、多彩な女性関係)が、多くのサラリーマン、とりわけ団塊の世代の男性の心を掴み、1990年頃には大人気漫画として社会現象を巻き起こした。 ※詳しくはhttp://zenkandokuha.com/?pid=3959116 -------------------------------------------------------------- 新しく登場した女性(但し美女に限る)はほぼ必ず島耕作とセックスする。 彼女たちはほぼ全員キーパーソンに対し絶大な影響力を持ち、その時まさに島が直面している問題を解決するために全面的に協力する。 ただし、取締役編以降は島の年齢もあってか、セックスの回数は極端に減っている。 ※詳しくはhttp://zenkandokuha.com/?pid=2162073 -------------------------------------------------------------- 一介のサラリーマンが政界に進出し、地元利益還元ではなく、日本、しいては世界から物事を考える政治家となるストーリー。 作中のテーマに「政治と金の問題」「地元利益還元体質問題」、「第一与党党首公選」、「PKO問題」、「北朝鮮問題」、「日本の国連常任理事国入り問題」、「フランス核実験」、「貿易自由化問題」、「日米ガイドライン」、「米軍基地と地元対策」、「北方領土問題」などが出てくる。 難関へ次々と挑む主人公を描いてみせる一方で、密室政治を厳しく批判する主人公が自ら密室政治を運んで首相を選ぶ場面。主人公が不倫している云訳なのか公平をもたらす為なのか、主人公の妻(いわゆる良妻賢母型の女性)も不倫している場面を用意する。等々と難解な作品である。 ※詳しくはhttp://zenkandokuha.com/?pid=3556724 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 全巻読破.comでは、お客様からの古本マンガの買取を行っております! もう読み飽きたマンガや粗大ゴミと化しているマンガ、引っ越すのに邪魔になって しょうがないマンガ、ケースは様々ですが、とにかくいらないマンガがあったら、ドシドシ問い 合わせしてやってください★ 買い取りフォーム http://zenkandokuha.com/?mode=f6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回の特集は多くのサラリーマンの希望の星「島耕作」シリーズをかいている弘兼憲史、特集! 5月病に悩まされてる方が読めば会社に行くのも楽しくなるかも。。。 では次のメルマガをお楽しみに!もう6月ですね。 梅雨時期に漫画はもってこいですね。ではでは。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |