2007年05月30日 東京--(ビジネスワイヤ)--2007年5月30日--ベアー・スターンズ(ジャパン)証券会社(以下「ベアー・スターンズ」、本拠地 米国ニューヨーク)は、本日、F.A.S.T.(ファイナンシャル アナリティックス&ストラクチャード トランザクション)調査部のアジア統括責任者にブルース・クレイマーを任命いたしました。F.A.S.T.調査部では債券とデリバティブ商品を中心とした金融商品について、プライシング、ポートフォリオ分析およびその組成、さらに市場調査とデータ分析を提供しております。 クレイマーは、東京で東京支店の経営委員会のメンバーを兼任しながら、アジアの顧客へのF.A.S.T.調査部のサービスの拡大に注力いたします。債券調査部及びF.A.S.T.調査部のグローバル統括責任者であるダン・スピーナは以下のように述べています。 「今回の任命は米国、そしてヨーロッパの顧客が当社に求める質の高いサービスと付加価値商品の提供をアジアの顧客に対しても同様に提供していくことを明確に示すものです。ブルースは米国のみならず米国外のMBS市場にも精通しており、さらに社内の企業組織なども熟知しています。この知識と経験を活かして、本社のF.A.S.T.調査部の事業を迅速にアジアのF.A.S.T.調査部にも組み入れることを期待しています。」 クレイマーは18年前にベアー・スターンズ入社し、4年前からノン・エージェンシー・モーゲージ・リサーチの責任者を務めており、プリぺイメント、クレジットといったいわゆるリラティブ・バリューのリサーチに従事していました。MBSのプリペイメントについて、月刊の「Short-Term Prepayment Estimates」で定期的に執筆し、14年連続でMBSのプリペイメントの分野で1位を獲得しました。さらに米国外のMBSにも造詣が深く、1997年にベルギー、1998年にオランダ、1999年に日本のモーゲージ・プリペイメントのモデル開発に携わりました。クレイマーは下記のように述べています。 「アジアのお客様にF.A.S.T調査部のサービスを広く提供できることを大変嬉しく思います。アジアはダイナミックな市場であり、歴史的に見ても大変興味深い時期にあります。F.A.S.T.調査部の提供する情報力、革新力、そしてとりわけ問題解決に対する高い処理能力が、これから直面する問題を予測し、それらに対して迅速かつ適切に対応していけるものだと確信しております。」 ベアー・スターンズ(ジャパン)証券会社について 1989年に設立されたベアー・スターンズ(ジャパン)証券会社は、東京証券取引所の総合取引参加者で日本証券業協会の会員です。ベアー・スターンズ(ジャパン)証券会社はベアー・ス۠ターンズ・カンパニーズ・インクの関連会社で、金融機関を始め、事業法人、公的機関など広範囲にわたりグローバルな商品・サービスを提供しています。 ザ・ベアー・スターンズ・カンパニーズ・インクについて 1923年に設立されたザ・ベアー・スターンズ・カンパニーズ・インク(NYSE:BSC 総資本金:約619億ドル)は、世界中の政府機関、事業法人、金融機関、個人投資家向けにビジネスを展開しています。同社の主要子会社であるベアー・スターンズ&カンパニー・インクは、企業金融、M&A、株式、債券セールス、トレーディング、リサーチ、個人投資家向けサービス、デリバティブ、外国為替、先物取引、アセットマネジメント、証券代行業務などを提供しています。また、ザ・ベアー・スターンズ・カンパニーズ・インクは、子会社のベアー・スターンズ・セキュリティーズ・コーポレーションを通じ、ヘッジファンド、ブローカー/ディーラー、投資顧問会社に、金融・証券貸借・クリアリング・サービス・技術ソリューションを提供しています。なお、ベアー・スターンズ・カンパニーズ・インクはニューヨークに本拠を置き、世界全域で約1万4500人の従業員を擁しています。ベアー・スターンズに関する詳報は、ウェブサイトhttp://www.bearstearns.com をご覧下さい。 本リリースに関するお問い合わせ: |