ケータイ選びのポイントと利用状況を探るため、「C-NEWS(http://cnews.info-plant.com/)」は、携帯電話・PHSを所有している10歳~39歳のインターネットユーザー、10代100名、20代・30代各200名、計500名の回答を集計した。
携帯電話・PHSで利用することの多い「用途・目的」を複数回答形式で聞くと、『Eメール』が9割弱、『通話』が8割強、『時計』が5割の順で、本来の用途である『通話』を『Eメール』が上回った。「日常生活の中で、携帯電話・PHSはどの程度重要なものか?」との問いには、『かなり重要である』が4割強、『まあまあ重要である』と合わせると9割弱。今後、利用したい「電話会社」は『NTTドコモの携帯電話』が5割弱、「メーカー」は『NEC(N)』が2割強でトップだった。
◆利用歴は「5年~6年未満」がトップ
「携帯電話・PHSの利用歴」は『5年~6年未満』が1割半ばでトップ、次いで0.4ポイント差で『6年~7年未満』、『7年~8年未満』が1割強の順。「所有している携帯電話・PHSの電話会社」は『NTTドコモの携帯電話』がほぼ5割でトップ、次いで『au(KDDI)』が2割半ば、『ボーダフォン』が2割強の順。「メーカー」は『NEC(N)』がほぼ2割、0.8ポイントの僅差で『シャープ(SH)』、『パナソニック(P)』が1割半ばの順だった。また、「カメラ機能」が『付いている』のはほぼ9割。画素数は『100万画素』が4割弱、『30万画素』が3割強、『200万画素以上』が2割半ばの順。「撮影することの多いもの」は『景色』が5割弱、『家族』が3割半ば、『友人・知人・親戚』が3割強の順だった。
◆利用の用途・目的は「通話」より「Eメール」
携帯電話・PHSを「どのような用途・目的に利用することが多いか?」と複数回答形式で聞くと、『Eメール』が9割弱でトップ、『通話』が8割強、『時計』が5割という順だった。年代別で見ると、10代では『Eメール』と『通話』の間に14ポイントもの差があるが、20代では4.5ポイント差、30代では同率だった。また、「日常生活の中で、携帯電話・PHSはどの程度重要なものか?」との問いには、『かなり重要である』が4割強、『まあまあ重要である』が5割弱、合わせて9割弱に達した。
◆メーカーのイメージ、ブランド力では「NEC」
各企業・ブランドの「イメージに当てはまるもの」を複数回答形式で選んでもらった。『ブランド力がある』の項目でトップだったのは「NEC」の5割半ば。『機能が優れている』のトップは「シャープ」の4割弱、この他、『デザインが良い』は「ソニー、ソニー・エリクソン」(3割強)、『操作性が高い』は「NEC」(2割強)、『個性的である』は「ソニー、ソニー・エリクソン」(3割弱)、『おしゃれである』『国際的である』は「ソニー、ソニー・エリクソン」(各2割半ば)がそれぞれトップだった。
◆今後、利用したいのは「NTTドコモ」「NEC」
「今後、利用したい携帯電話・PHSの電話会社」は、『NTTドコモの携帯電話』が5割弱、『au(KDDI)』が3割強、『ボーダフォン』が1割半ばの順。その電話会社の「どのようなところに魅力を感じるか?」と複数回答形式で聞くと、『通話・パケット料金の安さ』が4割強、『家族・友人が利用していること』がほぼ4割、『ブランド力があること』が2割半ばの順だった。また、「今後、利用したいメーカー」を聞くと、『NEC(N)』が2割強、0.4ポイントの僅差で『パナソニック(P)』、『シャープ(SH)』が2割弱の順だった。
◆調査概要
調査実施日:2005/3/18・19
調査対象:携帯電話・PHSを所有している10歳~39歳のインターネットユーザー
集計回答数:500名(10代男性/10代女性 各50名、20代男性/20代女性/30代男性/30代女性 各100名)
絞込み集計(回答数):10代(100)、20代(200)、30代(200)
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