2004年7月13日付
Telelogicが、高品質で保守の容易な
ソフトウェア開発をサポート
~TAU/Logiscope 6.1は、ソフトウェア品質チェック、テストカバレッジ、
および保守性の自動検証を促進~
アドバンストシステムおよびソフトウェア開発ソリューションのリーディング・グローバルプロバイダーTelelogic社(ストックホルム取引所:TLOG)の日本法人である日本テレロジック株式会社(東京都港区芝1-5-9 住友不動産芝ビル2号館6F、代表取締役社長:粟倉 豊)は、本日、Telelogic TAU(R)/Logiscope(TM) 6.1 を発表した。このTAU/Logiscopeの最新バージョンは、C、C++、Ada、およびJavaコードの検証など、開発プロセスの初期段階での生産性を高めるいくつかの強力な機能拡張が含まれている。このツールは、ソフトウェアの品質保証業務の自動化を目的として設計されたツールで、開発中のソフトウェアが企業もしくは業界のルールや標準規格に遵守しているかをチェック、エラーの起こりやすいモジュールを検出、テストカバレッジ測定を提供、また、同様に既存ソフトウェアの品質および保守性も向上させる。現在、TAU/Logiscopeは、世界中の21,000以上のソフトウェア開発者および品質保証マネーァ?献磴忙藩僂気譴討い襦
Telelogicの最高技術責任者(CTO)であるインゲマー・リングダール(Ingemar Ljungdahl)は次のように述べている。「テスト作業は、高品質なソフトウェアアプリケーション開発において不可欠であるため、一般的に、経費と時間のかかる作業と思われています。開発中、ソースコードの分析を自動化することにより、発生しそうな問題点をコーディングフェーズの初期段階で特定することができるため、品質チェックに対する経費を大幅に削減することができます。今回のTAU/Logiscope最新バージョンに含まれている新機能は、これまで以上に容易、効果的、高速且つ頻繁な品質チェックを可能にしています。」
Gartnerの副社長兼リサーチエリア・ディレクタであるジム・デュガン(Jim Duggan)氏は次のように述べている。「コスト削減と開発プロセスの初期段階でのエラー検出は、高品質な製品を最短期間で市場投入するために、最重要事項です。現在、少なくとも70?80%の受注開発、パッケージ・ソフトウェア開発および保守は手作業で行われています。これらの開発プロジェクトは、コーディングの初期段階で問題を特定し、解決することにより、品質基準の保証および強化を可能にする最先端のツールを必要としています。」
<Telelogic TAU/Logiscope 6.1機能強化>
下記の主な機能は、ソフトウェア開発者および品質保証チームによる、コード品質とベストプラクティス・ルールとの比較、コードカバレッジの網羅率の測定、コードが簡単に保守できるかのチェックを可能にする。
* "スマート" 差分分析 - 変更されたコードのみ再分析するため、約95%解析時間を短縮。ソフトウェア開発者は、自分達のコードを開発プロセスの一部としてチェックし、開発初期段階で、問題を発見することができる。このような時間とコスト削減は、高品質なソフトウェア製品を短期間で市場に投入できるという結果をもたらす。
* バッチ処理の向上‐あらゆる種類のソフトウェア・チェック向けに、バッチ処理は、コーディングルール、テストカバレッジ、および保守性を含む、C、C++、 JavaおよびAdaをサポートしている。この機能拡張により、品質保証の自動チェックツールと、Telelogic SYNERGYのような変更/構成管理ツールとの統合が可能となるため、品質チェックはビルドプロセスの一部となる。その結果、TAU/Logiscopeによるチェックが強化され、高品質なソースコードのみがソフトウェアリリースに使用されることとなる。
* ビルド手順の改善-バージョン6.1では、ビルドプロセスが強化されているため、カスタマイズした処理を、ビルドプロセスに簡単に追加することができる。
バージョン6.1は、TAU/Logiscopeのもたらすメリットを強化する形で構築されている。
* 開発者および品質保証マネージャの効率化アップ-TAU/Logiscopeは、開発プロセスの初期段階において、品質メトリクスの使用、C、C++、Java、およびAdaのソースコード・レビューの自動化、エラーの起こりやすいモジュールの特定をすることにより、開発者および品質マネージャの作業を軽減する。
* ソフトウェアの複雑性のコントロール強化‐TAU/Logiscopeはソフトウェアコードをグラフィカルに表示し分析する多くの方法を提供している。理解しやすい、視覚的な表現として、モジュール相関図、制御フロー図、継承図など、システムのアーキテクチャ、ストラクチャ、および振る舞いの明確なビューを提供することにより、複雑な部分の特定および解決を容易にし、品質向上をもたらす。
* テストプロセスの効率化‐TAU/Logiscopeは、コードの実行をモニタリングし、テストケースやシーケンスで実行されていない部分を探し出し、非効率、もしくは重複テストを特定することによりテスターをサポートする。また、TAU/Logiscopeはソースコードへの埋め込み技術を使用するため、既存のテスト環境に対応可能である。
* 品質基準への遵守の自動測定‐TAU/Logiscopeは、ISO/IEC 9126、ISO 9000、DO-178B および MISRAなどの業界基準を遵守したソースコードの品質を客観的に測定することを可能にする。
<サポートしているプラットフォーム>
Telelogic TAU/Logiscope は、Microsoft Windows NT 4、Windows 2000、Windows XP およびSun Solaris 2.6 (もしくはそれ以上)で使用可能、また、C、C++、Java およびAda 言語の品質保証をサポートしている。
<日本語化パッチ>
Audit C言語、RuleChecker C言語、およびHtmlレポートについて日本語化パッチを提供している。
<Telelogic社概要>
1983年に設立されたTelelogic(r)社は、アドバンストシステムおよびソフトウェア開発におけるソリューションのリーディング・グローバルプロバイダーである。Telelogic社の統合された高品質なソフトウェアおよびプロフェッショナルサービスは開発工程を自動化し、製品開発期間の短縮、システムおよびソフトウェア開発におけるコスト削減とともに、品質の向上をもたらす。Telelogic社の製品は国際的な標準言語や表記法をベースにしており、オープンアーキテクチュアの構築は他社のソリューションとの互換性を保証する。またTelelogic社は、将来的な通信技術やビジュアルソフトウェア開発言語の構築のために、ETSI、INCOSE、ITU-T、OMG等に参画している。
スウェーデンマルモに本社をおき、米国での本部はカリフォルニア州アーバインにある。世界17ヵ国に事務所を持つ。主な顧客はAlcatel、BAE SYSTEMS、BMW、Boeing、DaimlerChrysler、Deutsche Bank、Ericsson、General Motors、Lockheed Martin、Motorola、NEC、Nokia、Philips、Siemens、Thales、およびVodafoneなど。詳しくはwww.telelogic.com をご覧下さい。
日本テレロジック株式会社についての詳しい情報は、www.telelogic.com/jp をご覧下さい。
Telelogic、Telelogic DOORS、Telelogic DocExpress およびTelelogic TAUはTelelogic 社の登録商標です。Telelogic SYENRGYおよびActiveCMはTelelogic 社の商標です。その他の商標は対応する所有者の所有物です。
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本リリースに関するお問い合わせ
日本テレロジック(株)
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増村/工藤
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