2006'12.30.Sat
ブリストル製薬 ブリプラチン(R)注
悪性胸膜中皮腫の追加申請を提出
この度、ブリストル製薬有限会社(本社:東京都新宿区 / 社長:ラッセル・ブルーム)は、抗悪性腫瘍剤ブリプラチン(R)注(一般名:シスプラチン)について、他の抗悪性腫瘍剤(ペメトレキセド)との併用療法による悪性胸膜中皮腫に対する効能・効果の追加申請を提出致しました。
悪性胸膜中皮腫は、胸膜表面を覆う中皮やその下の結合組織の未分化な間葉細胞に由来する腫瘍です。一般的に自覚症状が乏しく早期発見が難しいため、診断時にはその多くが進行状態であり、外科手術療法、放射線療法などの局所治療の適用が難しい予後不良の疾患です。
悪性胸膜中皮腫の発症原因として、職業および生活環境から吸引したアスベスト(石綿)との関係が高いことが知られています。石綿曝露から約30年から50年という長い期間を経て発症するといわれており、今後、日本でも患者数の急速な増加が予測されています。
今回の申請は、第1回未承認薬使用問題検討会議において、シスプラチンとペメトレキセドの併用療法が検討され、また、悪性胸膜中皮腫の治療薬の必要性に対する患者団体、学会からの要望を踏まえて行われたものです。
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