マイクロソフト、ITガバナンスの構築の支援でPM-Globalと協業
■Microsoft Office Project ServerとプロジェクトポートフォリオマネージメントによるITガバナンスの構築
PM-Globalとマイクロソフト、ITガバナンスの構築とプロジェクトポートフォリオによる企業の戦略的なプロジェクトマネージメントを支援
PM-Global株式会社(本社:東京都中央区)とマイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、両社のベストプラクティスを活用し、ITガバナンスの構築を支援するための協業を開始したことを発表します。PM-Globalが提供するコンサルティングサービスとマイクロソフトが提供するソフトウェア製品とを組み合わせることで、時間と費用がかかる内部統制分野においても重要となるITガバナンスの確立と企業の戦略的な意思決定をサポートします。
企業は、新会社法や金融商品取引法で内部統制を中核とするコーポレートガバナンスの構築が必要とされていますが、コーポレートガバナンス構築にあたっては、企業を支えるITが有効かつ効率的に働くように業務に組み込まれていることも重要な構成要素になります。PM-Globalとマイクロソフトは、このITガバナンス構築に有効なソリューション、プロジェクトマネージメントツールやソフトウェアを提供します。両社が提供するソリューションは、プロジェクト毎のリアルタイムなROI※1分析を可能とし、企業における戦略的な意志決定をサポートします。
※1 ROI:投下した資本がどれだけの利益を生んでいるのかを測る際に一般的に使われる指標。
PM-Globalは、Microsoft(R) Office Project Server 2003 (以下、Project Server)の導入のコンサルティングと、Project Server上に蓄積されたリアルタイムなプロジェクト情報を有効活用するために、バーチャルプログラムセンター(以下VPC(TM)) ※2を提供します。VPCは、エンタープライズレベルのビジネスインテリジェンスを実現するツールであり、組織の中のすべてのプロジェクトに関して最適なプランニングマネージメントをサポートします。
※2 VPC:各種フレームワークとツールを統合活用しプロジェクトを効果的に実現するための独自のプロジェクトマネージメント ソリューション
企業は、Microsoft Office Project Serverを導入することにより、組織内にある様々なプロジェクトの進捗状況やコスト、人員配置を一元的にServer上で管理して、リアルタイムに現状を分析する事が可能になります。組織横断的なITプロジェクトの実施においては、納期やコストが不明確になりがちであり、大きなリスクが介在してしまいますが、Project Serverを導入する事で、全てのプロジェクトのリアルタイムな進捗把握を実現し、プロジェクト毎のROIをポートフォリオ上で管理して、経営層の意思決定支援を実現することを可能にします。
MS-Project製品とPM-Globalのサービスを組み合わせることで、プロジェクト期間を短縮してコスト削減を実現でき、リアルタイムにプロジェクトの進捗状況を確認できます。また、プロジェクトに係わる予算管理やリソース管理によりプロジェクトを効果的に活用できるため、変化に対応したスピードのある意思決定が可能となります。
<PM Globalとマイクロソフトの協業構想>
※添付資料参照
プロジェクトポートフォリオマネージメント(PPM)は、コーポレートガバナンス構築には不可欠なものであり、全社のIT ガバナンスの出発点としても重要です。プロジェクトポートフォリオマネージメントを利用すると、IT プロジェクトに必要なリソースを客観的に比較し、重複するプロジェクトやビジネス上の優先事項と一致しないプロジェクトを排除することができます。コスト、リソースの利用可能性やビジネスの目的に合致したものを選択し、透明性の高いプロセスを用いて最も重要で価値のあるプロジェクトに焦点を絞ることができます。そのため、優先順位を付けて、戦略的にビジネス投資を行うことができるようになります。
Microsoft Office Project Server とは、プロジェクトマネージメントツールのデファクトスタンダード製品Office ProjectのServer製品です。Office Project Serverを使用すれば、複雑に絡み合うスケジュール、リソース、コストの情報を実際のプロジェクトに変更を加えるようにシミュレーションを行い、プロジェクトの成果を最大化する方法を選択することができます。変更があった場合でも、スケジュール、リソース、コストがどのように変化するか、他の作業やプロジェクトにどのような影響を与えるかを簡単かつ多角的に分析できます。また、企業内のプロジェクト ポートフォリオの統合的な管理を実現し、プロジェクトの投資対効果を的確に把握しながら、戦略に応じたプロジェクトの最適なコントロールが可能となります。
PM-Global独自のバーチャルプログラムセンター(VPC(TM)) ※2とPPMを用いた手法により、以下の支援を提供します。
・内部統制の遵守
・ビジネス目標とイニシアチブの整合
・プログラムのリスク、問題、変更のモニタリング
・意思決定プロセスの管理
・プロジェクト業績の評価とトラッキング
・プロジェクトポートフォリオによるプロジェクト予算管理、リソースメネジメント
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
*Microsoftは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
