三井物産、豪州エンフィールド油田で原油生産を開始
豪州エンフィールド油田生産開始のこと
当社100%子会社であるミツイ・イー・アンド・ピー・オーストラリア社(以下MEPAU社)は、同社が40%の権益を保有する豪州WA-28-L生産鉱区のエンフィールド油田において本日(7月24日)原油生産を開始致しました。同油田の生産設備は10万バレル/日の生産能力(当社持分:4万バレル/日)を持ちます。事業概要は以下の通りです。
油田位置:豪州北西沖合WA-28-L鉱区内(添付御参照)
生産設備:浮体式海洋石油生産・貯蔵・出荷施設(FPSO)
(原油貯蔵容量:90万バレル)
オペレーター:ウッドサイド・エナジー社(60%権益保有)
MEPAU社は2004年3月に既発見未開発油田群(エンフィールド油田、ヴィンセント油田及びラヴァーダ油田)を含むWA-28-L鉱区及び隣接WA-271-P探鉱鉱区に夫々40%の参画を果たしました。エンフィールド油田は、1999年に発見され、2004年3月に最終投資決断が行われ、豪州最大手石油・ガス開発会社であり、豊富なオペレーター実績を持つウッドサイド社と共同で開発作業し、今回生産開始に至ったものです。
尚、同鉱区内のヴィンセント油田開発に就いては、2006年3月27日にお知らせした通り、最終投資決断を実施後、2008年の生産開始を目指し順調に開発作業を進めております。
当社は、政情が安定しており、本邦に近く安定的な供給地となるオセアニア地域を石油・ガスの探鉱・開発・生産事業の重点取組地域と位置付け、同地域での資源エネルギーの持続的開発及び生産を目指し、今後も注力して参ります。
以 上
添付資料:鉱区位置図
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
