マツダ、6月と1~6月の国内生産・販売・輸出実績を発表
マツダ、2006年6月及び1~6月の生産・販売状況について
マツダ株式会社の2006年6月は、「CX-7」「アテンザ」などの好調により、国内生産、輸出、海外生産の3項目において前年実績を上回った。また、同年1~6月は、「CX-7」「ロ-ドスター」など新型車の好調により、国内生産、輸出、海外生産の3項目において前年実績を上回った。
I.国内生産
(1)2006年6月
2005年11月より8ヵ月連続前年同月実績を上回った(+7.9%)。北米輸出向けの「CX-7」の純増や、「アテンザ」「ロ-ドスター」などの増による。
(2)2006年1~6月
2003年同期より4年連続で前年同期実績を上回った(+14.7%)。北米輸出向けの「CX-7」の純増や、輸出向けを中心に新型車効果の出ている「プレマシ-」「ロ-ドスター」などの増による。
II.国内販売
(1)2006年6月
2006年3月より4ヵ月連続で前年同月実績を下回った(-7.7%)。「MPV」「アクセラ」「ロードスター」などは好調だったものの、新型車効果が一巡した「プレマシー」などの減により前年を下回った。シェアは、登録車が5.7%(前年同月差-0.2ポイント)、軽自動車が2.7%(同-0.2ポイント)、総合計は4.7%(同-0.3ポイント)であった。
(2)2006年1~6月
2002年同期以来4年ぶりに前年同期実績を下回った(-3.4%)。「ロ-ドスター」「MPV」及び商用車は好調だったものの、6月にマイナーチェンジを迎えた「アクセラ」や、新型車効果の一巡した「ベリーサ」などの減により前年を下回った。シェアは、登録車が6.0%(前年同期差-0.1ポイント)、軽自動車が2.8%(同±0ポイント)、総合計は4.9%(同-0.1ポイント)であった。
III.輸 出
(1)2006年6月
2005年8月より11ヵ月連続で前年同月実績を上回った(+23.0%)。「CX-7」「ロードスター」などの増による。市場別では特に欧州向けが好調で、「プレマシー」「アテンザ」などの増により、27,409台(前年同月比+63.5%)であった。
(2)2006年1~6月
2004年同期以来2年ぶりに前年同期実績を上回った(+23.2%)。「CX-7」「ロ-ドスター」などの増による。市場別では北米向けおよび欧州向けが好調で、特に北米向けは「CX-7」「ロ-ドスター」「プレマシ-」などの増により130,297台(前年同期比+38.0%)であった。
IV.海外生産
(1)2006年6月
2006年1月より6ヵ月連続で前年同月実績を上回った(+9.1%)。「アテンザ」「BT‐50」などの増による。国別では特に中国向けが好調で、「アテンザ」などの増により、12,340台(前年同月比+16.2%)であった。
(2)2006年1~6月
2004年同期以来2年ぶりに前年同期実績を上回った(+25.7%)。「アクセラ」「アテンザ」などの増により、1~6月として過去最高を記録した。国別では特に中国向けが好調で、「アテンザ」などの増により、76,566台(前年同月比+61.1%)であった。
