ソフィア・クレイドル、携帯Javaアプリ圧縮ツール「ソフィア・コンプレス4.2」を出荷
《ソフィア・クレイドル、携帯Javaアプリ圧縮ツール"ソフィア・コンプレス"をリリースアップ》
~ロジック共有化機能と独自プリベリファイヤの搭載により、圧縮率が従来比5%アップ~
[概要]
携帯電話向けソフト開発の株式会社ソフィア・クレイドル(本社:京都市、代表取締役社長:杉山和徳、以下 ソフィア・クレイドル)は、2006年7月25日から、携帯Javaアプリ圧縮ツールSophiaCompress(Java) 4.2【※1】の出荷を開始します。本バージョンはプログラムのロジック【※2】部分の共有機能と独自プリベリファイヤ【※3】が搭載され、圧縮率は従来のバージョンと比較して最大5%向上しました。
[詳細]
ソフィア・クレイドルは、携帯Javaアプリ圧縮ツール SophiaCompress(Java)を4.2にリリースアップし、2006年7月25日より出荷を開始します。
今回のリリースアップの特長は、他の携帯Java圧縮ツールでは類を見ない、プログラム内のロジック共有化機能と、サイズ最適化を目的とした独自プリベリファイヤが搭載された点にあります。
ロジック共有化機能は、プログラムで2回以上出現するif文のコンパイル後コードが共有可能であることに着目して実現されました。ロジック共有化機能により、不要になったロジックに付随するスタックマップ【※4】に格納された情報も削除されるので、アプリサイズは一層小さくなります。
独自プリベリファイヤは、携帯Javaアプリ開発環境に標準搭載されるプリベリファイヤよりも、付加されるスタックマップ情報が少なくなるように実装されています。
これらの新機能搭載により、圧縮率は従来のバージョンと比較して、最大5%向上しました。
SophiaCompress(Java) 4.2の主な拡張機能
1.ロジック共有化機能
2.独自プリベリファイヤ搭載
3.switch文をif文に変更する機能
4.ユーザーインターフェースの改良
なお、下記URLにて、2006年7月25日から、本製品の無料評価版のお申し込みを受け付けます。本製品の価格は1ライセンス30万円(税抜)から。
SophiaCompress(Java) 4.2 無料評価版お申し込み受付 URL :http://www.s-cradle.com/form/trial_scj.html
SophiaCompress(Java) 製品概要 URL :http://www.s-cradle.com/products/sophiacompress_java/index.html
本プレスリリースURL :http://www.s-cradle.com/news/pressrelease/2006/20060725.html
以上
■ 用語の説明
【※1】 SophiaCompress(Java)
読み方:ソフィア・コンプレス・ジャバ
ソフィア・クレイドルが2002年7月に発表した、世界の携帯Java仕様に対応した携帯電話専用のJavaアプリ圧縮技術。コンパイル後のJAR形式Javaアプリをそのまま圧縮し、実行できる携帯Java専用アプリ圧縮ツール。大手コンテンツプロバイダや大手ゲームメーカー、大手システムインテグレータなどを中心に多数の導入実績があり、事実上の業界標準Javaアプリ圧縮ツールとなっている。
【※2】ロジック
ロジックとは、アプリの処理手順を記した部分である。
【※3】プリベリファイヤ
携帯Javaアプリは携帯電話で安全に実行できるかどうかを実行時ではなくコンパイル時に、プリベリファイヤと呼ばれるツールによって検証される仕様になっている。プリベリファイヤにより、アプリは安全に実行できるものの、スタックマップ【※4】と呼ばれる情報がアプリ本体に付加されるため、サイズ肥大化の一因になっている。
【※4】スタックマップ
スタックマップとは、プリベリファイヤにより付加されるスタック上の値やローカル変数の型を保持する領域である。
■ 会社の説明
株式会社ソフィア・クレイドル
代表者: 代表取締役社長 杉山和徳
設立日: 2002年2月22日
所在地: 京都市左京区田中関田町2番地7
資本金: 2645万円
事業内容: モバイルインターネットに関する:
1.ソフトウェア基礎技術の研究開発
2.ソフトウェア製品の製造及び販売
3.システム企画及びインテグレーション
ホームページ: http://www.s-cradle.com/
