中部電力など4社、業務用IH炊飯機「炊飯マイスター」を開発し販売
業務用IH炊飯機「炊飯マイスター」の開発・販売について
株式会社サタケと東京電力株式会社、中部電力株式会社、中国電力株式会社の4社は、このたび、学校・病院・仕出し給食など、大量の炊飯を行われるお客さま向けに、業務用IH炊飯機「炊飯マイスター(注1)」を共同開発いたしました。
本年9月より、株式会社サタケが販売を開始いたします。
このたび開発した「炊飯マイスター」は、釜の底面部と側面部の両方にIH加熱が可能な設計とし、炊飯機の釜の形状も円筒型といたしました。これらにより、制御性に優れた2つのインバーター(注2)でパターン制御加熱して釜の中に強い対流を生じさせ、ムラなく美味しいご飯を炊き上げることが可能になりました。
また、2つの釜を1ユニット化し、側面部のIH加熱用のインバーターを共有化することにより、コスト低減を図りました。(「システム概要図」参照)
さらに、清掃しやすいように、本体の突起部を極力少なくしたほか炊飯機下のスペースを確保するなど、衛生面にも配慮いたしました。
株式会社サタケは、業務用炊飯機の導入や入れ替えを検討中のお客さまに「炊飯マイスター」を積極的にご提案するとともに、炊飯に関するコンサルトも行い、ハード・ソフトの両面からお客さまのニーズにお応えするよう努めてまいります。
電力3社は、今後とも、高効率・低価格の機器の開発に積極的に取り組み、お客さまのエネルギーコスト低減のニーズにお応えするよう努めてまいります。
なお、本製品は、7月26日から東京で開催される「エネルギーソリューション&蓄熱フェア'06」(注3)においてご紹介いたします。
以上
(注1)「炊飯マイスター」
このたび開発した業務用IH炊飯機の商品名。現在、株式会社サタケが商標登録手続き中。
(注2)「インバーター」
IH炊飯機は、コイルに電流を流して、そこで発生する磁力線の力を使って釜を発熱させて炊飯する仕組み。インバーターは、コイルに電流を流すための装置。
(注3)「エネルギーソリューション&蓄熱フェア'06」
日時: 平成18年7月26日(水)~28日(金) 10:00~17:00
場所: 東京ビッグサイト 西展示ホール1・2<入場無料>
東京都江東区有明3-21-1
主催: エネルギーソリューション&蓄熱フェア'06実行委員会
東京電力株式会社
財団法人 ヒートポンプ・蓄熱センター
電気事業連合会
<参考>
「炊飯マイスター」の概要
※添付資料参照
