日本郵船、台湾の電力会社と輸送契約を締結
台湾電力と輸送契約を締結
当社は、このほど台湾の電力会社である台湾電力公司(Taiwan Power Company;注)と輸送契約を締結致しました。同社との契約は邦船社の中では当社が初めてとなります。
本契約は、2006年7月から2007年5月にかけて、インドネシアと豪州より台湾へ約100万トンの石炭を輸送するものです。当社はこれまで、同社とスポット契約等を通じて関係を強化し、2005年に邦船社の中で初めて同社と直接、輸送契約を締結致しました。この度の契約は、これに続く2年連続での締結となります。
原油価格の高騰により、埋蔵量が豊富で経済性に優れた石炭発電は最近見直されつつあり、石炭の輸送量も増加することが予想されています。当社は今後とも世界各地の電力会社のニーズを適確に捉え、新たな輸送ビジネスの獲得を進めて参ります。
【契約概要】
契約期間 :2006年7月-2007年5月
投入船 :80,000トン型ばら積み船 1隻
(注)台湾電力公司(Taiwan Power Company)
:1946年の設立。台湾唯一の電力会社。2005年の年間発電量1,897億Kwtのうち43.6%が石炭火力発電。その他は、原子力:20.2%、LNG:19.8%、石油:5.5%、再生資源:2.2%、揚水発電:2%。
(表示数値はIPP発電分を含む数値です。)
