インサイトテクノロジー、情報漏洩監視システム「PISO 脆弱性モニター」を出荷開始
PISO(TM) 脆弱性モニターを出荷開始
~データベースの脆弱性評価からリスクの是正までを実現~
株式会社インサイトテクノロジー(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役社長:小幡 一郎、以下:インサイトテクノロジー)は、情報漏洩監視システム「PISO(TM) Vulnerability Monitor Option(以下:脆弱性モニター)」を2006年8月1日より出荷開始します。
「脆弱性モニター」は、「エンタープライズ・データベース・リスク・マネジメント」のプロセスのもと、システムに影響を及ぼす脆弱性を自動的に評価します。また、発見した脆弱性リスクを簡単な操作だけで取り除くことができ、データの機密性、完全性、可用性を維持、改善することが可能です。
「脆弱性モニター」は、「PISO(TM)」のオプション製品として8月1日より出荷を開始します。価格は80万円です。
◇データベースの脆弱性
情報漏洩の原因にもなるデータベースの脆弱性とは、「デフォルトパスワードを使用されている」、「必要以上の権限がユーザに与えられている」など、一般的に設定ミスや認証・権限管理等の不備により引き起こされます。つまり、アクセス・コントロールが正しく行われていないという点にあります。
◇「脆弱性モニター」の特徴
既存のデータベース・セキュリティ製品は、脆弱性を発見する機能を実装していますが、リスクをすぐに是正できないため、十分なセキュリティ対策が取れるとはいえません。これに対して「脆弱性モニター」は、脆弱性を自動的に評価し、発見したリスクを簡単な操作だけ軽減できる機能を実装しています。また、前回の評価結果と比較して、データベース設定の変更・追加・削除等がされたかを把握することができます。さらに、複数データベースの設定修正・変更の履歴を一元管理し、データベースの脆弱性を最小限に減らす機能を実装しています。
◇「脆弱性モニター」による管理プロセス
1.ビジネスとIT両方のリスクから適切なセキュリティ・ポリシーを作成
2.リスク評価の自動化
3.セキュリティ・ポリシーをもとにした脆弱性発見
4.IT部門ではない人第3者による利用
5.変更履歴の管理や報告等決まった手続きによるリスク是正
6.自動化された評価プロセスによるリスク軽減結果の確認
7.前回との比較確認
●「PISO(TM)」とは
「PISO(TM)」は、情報資産の安全性を確保するための情報漏洩監視システムです。データベースへのアクセスを記録し、不正アクセスを警告することで生まれる抑止力が、企業の情報資産を守ります。また、監査証跡となるアクセスログを迅速に追跡できるため、情報が安全に扱われていることを証明し、万が一、情報漏洩が発生した場合でも、早期に証拠を特定することができます。
PISO(R)の詳細は http://www.insight-tec.com/products/service_piso.html からご覧頂けます。
●株式会社インサイトテクノロジーについて
Oracleデータベースのプロフェッショナル集団として1995年7月7日に設立。Oracleの運用管理ツール「Performance Insight(R)」や、Oracle情報漏えい監視システム「PISO(TM)」の開発・販売を始め、Oracleのパフォーマンスチューニングや、データベース設計から運用まで一貫したコンサルテーションを国内外に提供しています。
