コクヨ、「IBM System i」対応のASP型インターネット帳票FAXサービスを開始
「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)対応 インターネット帳票FAX」サービス開始
~基幹システムからのFAX送信をASPで実現~
コクヨ株式会社(本社;大阪市/社長;黒田章裕、以下コクヨ)は、7月20日に株式会社アイエステクノポート(本社;港区/社長;金澤廣志、以下アイエステクノポート)とアライアンスを締結しました。コクヨが提供するASPサービス「@Tovas(あっととばす)」とアイエステクノポートが提供する「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」内部でPDFを生成するツール「UT/400-iPDC」との連携によって、外部サーバーや機器を一切導入することなく、「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」のアウトプットを直接FAX送信できる新しいサービスを本日8月1日から開始しました。
従来、ビジネスサーバーである「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」からアウトプットをFAX送信する場合は、FAX送信を行うために必要な機器を導入し基幹システムとは別に管理運用する必要がありました。これにより、FAX送信費用以外に機器の保守費用や運用コストが掛かっていました。
今回の新サービスでは、外部機器が不要になるだけでなく、現行のアプリケーションを変更することなく「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」内部でPDFを生成できるとともに、FAX送信の実績や結果ログなどの管理も「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」で行うことが可能になります。さらに、送信状況の監視や運用は「@Tovas」側で行うため、ユーザーにおいては運用負荷を大幅に軽減することが可能になります。
また、アイエステクノポートが提供する「UT/400-iPDC」のPDF変換には、暗号化やオーバーレイなどの機能があり、PDF変換したアウトプットの利用範囲をメール送信などにも広げることができます。一方、コクヨが提供する「@Tovas」は、電子化されたビジネス文書やデータの送受信、さらには送受信情報のトレーサビリティ管理(=情報の授受に関する足跡管理)を安全かつ安価にサポートするASPサービスです。PDF変換したアウトプットをメール送信する際も、「@Tovas」を利用することで、「いつ、誰が、何を、誰に、どのように送信し、先方は受信したかどうか、その要求に対していつ返信があったか、返信されたファイルは何か」といった情報を、第三者証明が可能な状態で記録・管理できます。利用するユーザーにおいては、セキュリティの強化に加え、内部統制やJ-SOX法に規定される「情報と伝達」に関する管理・統制・モニタリングの実装が実現されます。
新サービスは、ユーザーが現在使用中の「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」にアイエステクノポートの「UT/400-iPDC」を導入するとともに、「@Tovas」の使用契約を行うことで利用できます。
特に、「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」から社外へ帳票をFAXしたり、データをやり取りする事が多い企業の受発注部門や営業、経理部門では高い効果を発揮します。煩雑な業務を効率化できるだけでなく、送受信に関する事実証明や完全性証明が可能となるため、安全性も飛躍的に改善されます。
既に数社の企業で導入が内定しており、今年度合計30社への導入を目指します。また今後は、「IBM System i(i5、iSeries、AS/400)」のユーザーへ向けたサービスラインナップの拡大も行っていく予定です。
○サービス開始予定;平成18年8月1日
○販売予定価格(消費税込);1,000,000円~
○平成18年度導入目標;30社
*「UT/400-iPDC @Tovas連携 概要図」などは、添付資料をご参照ください。
ユーザー問合わせ先は、次のフリーダイヤルあるいはホームページアドレスをご掲載下さい。
コクヨお客様相談室;0120-201594
コクヨホームページ;http://www.kokuyo.co.jp/