大日本住友製薬と鳥居薬品、ノルエピネフリン作動性神経機能改善剤「ドプス」の透析領域での共同販促で合意
「ドプス(R)」のコ・プロモーション提携に関するお知らせ
大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:宮武健次郎、以下「DSP」)と鳥居薬品株式会社(本社:東京都中央区、社長:松尾紀彦、以下「鳥居薬品」)は、DSPが開発し国内で販売中のノルエピネフリン作動性神経機能改善剤「ドプス(R)」(一般名:ドロキシドパ)について、透析領域におけるコ・プロモーション(共同販促)を行うことに合意し、本日、契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
これにより、DSPと鳥居薬品は本年10月より、透析領域における「ドプス(R)」のコ・プロモーションを実施いたします。
「ドプス(R)」は、神経伝達物質ノルエピネフリンの前駆物質で、生体内で天然型のノルエピネフリンに変換され、不足したノルエピネフリンを補充し症状を改善する薬剤です。「ドプス(R)」は、1989年に「パーキンソン病(Yahr重症度ステージIII)におけるすくみ足、たちくらみの改善」等を効能・効果として国内で発売され、2000年に「起立性低血圧を伴う血液透析患者におけるめまい・ふらつき・たちくらみ、倦怠感、脱力感の改善」の追加承認を得ています。
「ドプス(R)」の売上拡大を期待するDSPと透析領域における製品品揃えの充実を図りたい鳥居薬品の意向が合致したことから本提携にいたりました。DSPおよび鳥居薬品は、透析領域における「ドプス(R)」のコ・プロモーションを行うことにより、血液透析患者さまのADL(Activities of Daily Living)・QOL向上に役立つものと期待しています。
以上