F5ネットワークスと日本ベリサイン、SSL VPNとワンタイムパスワード認証で連携
F5ネットワークスと日本ベリサインが
SSL VPNとワンタイムパスワード認証の連携を実現
F5 FirePassとVeriSign UAワンタイムパスワードトークンの相互運用動作検証を完了
2006年8月3日、東京発 -- F5ネットワークス(F5ネットワークスジャパン株式会社、代表取締役社長:長崎 忠雄、以下F5)と日本ベリサイン(日本ベリサイン株式会社、代表取締役社長:代表取締役社長兼CEO 橋本 晃秀、以下日本ベリサイン)は本日、F5のSSL VPN製品FirePass(R)と、ベリサイン ユニファイドオーセンティケーション (以下、ベリサインUA)との相互運用についての動作検証を完了し、SSL VPN使用時のベリサインワンタイムパスワードトークン(以下、OTPトークン)による認証連携を実現したことを発表します。
企業におけるモバイル機器の利用や、社外PCから社内サーバへのアクセス、携帯電話によるメール閲覧など、社外においても社内と同様の情報の活用を実現したいというニーズが高まっていますが、情報の外部への流出を防ぐために、適切なセキュリティを施すことが企業の共通の課題となっています。FirePassは場所やデバイス、アプリケーションを選ばない優れたSSL VPN環境を実現しており、ベリサインUA OTPトークンとの組み合わせにより、ID/パスワードのみを利用した認証より高度のセキュリティレベルである二要素認証を用いたリモートアクセスを可能にします。
ベリサインUA OTPトークンを利用することにより、FirePassへのログオンの際にID/パスワードのみの認証と比較して、より安全な二要素認証によるログオンを提供します。ベリサインUAでは、ワンタイムパスワード生成アルゴリズムをはじめ構成機器で使用されるプロトコルすべてにおいて、独自仕様に依らずオープンな技術を用いて構成されています。そのため、既存システムに導入しやすい柔軟性とシステム拡張性により、低コストでFirePassと連携、安全性の高いSSL VPNの導入を実現します。
ワンタイムパスワード(OTP)について
ワンタイムパスワードは使い捨てパスワードとも呼ばれ、1度使用すると無効化されるパスワードで、ログインのたびに異なるパスワードが発行されます。
1度使用したパスワードは無効化されているため、パスワード盗聴や漏洩による不正アクセスを防止します。
ベリサイン ユニファイドオーセンティケーションについて
ベリサインユ二ファイドオーセンティケーション(通称:UA)は複数の認証手段を組み合わせて二要素認証を利用したより強固な認証ソリューションです。
ベリサインユニファイドオーセンティケーションは、ICカード、ワンタイムパスワード、USBトークン、電子証明書といった複数の認証手段をベリサインが提供するプラットフォーム上で統合します。このプラットフォームはオープンな標準技術により実装されているため、様々な認証管理ミドルウェアとの連携が可能で、導入企業は既存の社内認証システムと組み合わせた導入が可能で、これにより、導入企業は低コストでより強固な認証システムの構築が可能となります。
F5ネットワークスのFirePassについて
企業データへのセキュアなアクセスを実現するSSL VPNアプライアンス製品です。
安全なSSL通信と強力なエンドポイントセキュリティ機能を備え、情報漏えい問題のリスクを大幅に低減し、ユーザはWebブラウザさえあればデバイスや場所を選ぶことなく、ビジネスデータへセキュアにアクセスできるため、生産性を大幅に向上できます。
管理者は、簡単に企業のセキュリティポリシーをFirePassへ反映させることができます。
ユーザはFirePassへログオンする前にポリシーチェックを受け、定められたポリシーを満たす場合のみ、リソースへアクセスできるようコントロールされます。また、ユーザの作業を仮想のワークスペース内のみに閉じ込め、作業終了時にワークスペース全体のデータを消し去ることにより、機密情報をクライアントPCに残さないプロテクテッドワークスペース機能、キーロガーソフトにユーザ名・パスワードを盗み取られるのを防止するバーチャルキーボード機能など、セキュリティと利便性を両立する唯一のSSL VPNアプライアンス製品です。
■F5ネットワークスについて
米国ワシントン州シアトルに本拠を置くF5ネットワークスは、アプリケーション・デリバリ・ネットワーキングのグローバル・リーダーです。アプリケーションの安全性・可用性・高速化を図り、企業が行ったアプリケーション投資を最大限活用するソリューションを提供します。ネットワークにインテリジェンスや管理性を持たせ、アプリケーションの負荷を下げることで、リソース消費量を抑えながら、アプリケーションの高速化を実現します。F5の拡張性に富んだアーキテクチャは、アプリケーションおよびネットワークの保護、アプリケーションの最適化や高い信頼性、そのすべてを1台の共有プラットフォーム上に統合します。世界10,000社以上の企業やサービスプロバイダが、アプリケーションの可用性を高めるF5に信頼を寄せています。
F5ネットワークスに関する詳細は、 www.f5.com をご覧ください。
F5ネットワークスジャパン株式会社は、2000年の設立以来、日本市場での販売、サポート、コンサルティングおよびトレーニングなどのサービスを、ビジネスパートナー様を通じ展開しています。
国内3,000社を超えるお客様が、F5の提供するアプリケーション・デリバリ・ネットワーキング・ソリューションを活用されています。
F5ネットワークスジャパン株式会社に関する詳細は、 www.f5networks.co.jp をご覧ください。
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将来性に関する声明
当プレスリリースには、今後の見通しや将来の売上及び利益目標を含む記述がありますが、それらは全て将来に関する意見であり、過去の事実に基づくものではありません。このような将来に関する意見は、既知や未知のリスク、不確実性、その他の要因により、会社の業績や業界の動きなど、実際の結果が将来性に関する意見の中で表明された明示的・黙示的内容と異なる場合があることをご承知ください。ビジネス及び業績に影響を与えるリスク要因に関する詳細な情報は、アニュアルレポートやSEC提出の公開資料をご覧ください。
■日本ベリサインについて
日本ベリサイン(東証マザーズ証券コード:3722)は、1996年、VeriSign, Inc.(NASDAQ:VRSN)の最初の海外法人として設立されました。
当社は、複雑化するネットワーク環境において、利用者がインフラの存在を意識することなく、安心してビジネスやコミュニケーションを行うことができる社会の実現を目指して、ウェブサイトの実在性を証明するサーバ証明書発行サービス、認証局構築のアウトソーシングサービス、マネージドセキュリティサービス、ドメイン名登録サービス、セキュリティに関する様々なコンサルティング、そしてセキュリティトレーニングなど、情報セキュリティ全般にわたるサービスを提供しています。
詳細は https://www.verisign.co.jp をご参照下さい。
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以上