三菱化学メディア、片面2層DVD+R DLのビデオカメラ用8cmDVDディスクを発売
8cm DVD+R DL(片面2層)新発売!
三菱化学メディア株式会社(本社:東京都港区、社長:大塚 重徳)は、ビデオカメラ用8cmDVDディスクとして、片面2層DVD+R DL(追記型:一回録画用)を本年8月下旬より発売いたします。既に、同ディスクは、本年5月より、当社グループ会社であるVerbatimのブランドで、北米、欧州にて先行発売しております。日本国内の市場については、今回対応のビデオカメラの発売に合わせ販売開始となります。
DVDビデオカメラは、録画したディスクを家庭で普及しているDVDプレーヤーの多くで再生可能です。また頭出しが不要で重ね撮りの失敗がないことや録画したディスクをパソコン等で簡単にダビングできることなど優れた特長を持つことから市場シェアを伸ばしており、2006年度中にはテープタイプに代わって家庭用ビデオカメラ市場の主流になると予想しております。
今回発売を開始する8cmDVD+R DLディスクは、ディスクを裏返すことなく、従来の約2倍の連続録画時間を実現しました。
なお、この8cmDVD+R DLディスクはソニー社から発売予定のハイビジョン対応DVDビデオカメラ(HDR‐UX1)で使用可能です。(※1)
● 8cmDVD+R DL ディスクの特長
1.2層化により約2倍の容量を実現
従来の1層DVDの1.4GBに対し、2.6GBの大容量を実現しました。
2.ディスクを裏返すことなく、連続して長時間録画が可能
長時間録画が可能なディスクとして両面1層ディスクが既に存在しますが、両面ディスクは片面の録画終了
後、機器から取り出して裏返さなくてはなりませんでした。片面2層ディスクはそうした手間無く、連続し
て長時間の録画が可能なので、録画途中で途切れず、撮りたいシーンを逃さずにすみます。
【1層ディスク(8cmDVD-R)と片面2層ディスク(8cmDVD+R DL)の録画時間比較】※2
※添付資料参照
3.片面ディスクだからレーベル面が使える。しかもインクジェットプリンタ対応
両面ディスクと比べ、タイトルやメモを記入するスペースが充分にあります。しかもレーベル面はインクジェットプリンタに対応しています。当社独自の2層のインク受理層により美しく印刷できる(※4)のはもちろん、水性ペンなどによる手書きにも対応。自由に楽しくレーベル面を仕上げることが可能です。
4.キズ、ヨゴレ、指紋に強いハードコート
屋外で使用されるケースが多いビデオカメラ用ディスクにはハードコートが欠かせません。
キズ、ヨゴレ、指紋に強く、ヨゴレが付いても拭き取りやすいハードコートを採用。大切な映像をしっかりと守ります。
5.2層ディスク市場をリードする三菱化学メディアの技術と経験を投入
三菱化学メディアは2004年5月に世界で初めての片面2層DVDとして12cmDVD+R DLを発売。以来、各種規格に対応した片面2層DVDディスクをいち早く製品化、記録型片面2層DVD市場をリードしてきました。そこで培った高度な2P転写法の製造技術、独自の有機色素開発技術力、超精密成形技術など、多くのノウハウによりこの8cmDVD+R DLが実現しました。
三菱化学メディア/Verbatimグループは、大切な映像やデータを記録・保存し、安全に後世に残していく、という記録メディアの真髄を、次世代メディアでも継承してまいります。 これからも、時代に求められる新たな価値を創出する記録メディアカンパニーを目指します。
<発売品目>
※添付資料参照
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◇三菱化学メディア株式会社 カスタマーサービス室
フリーダイヤル 0120-34-4160