コクヨ、グループ内の知的財産を管理・活用する信託業を開始
グループ内の知的財産を管理・活用する信託業を開始
コクヨ株式会社(本社;大阪市 社長;黒田章裕)は、8月8日から、グループ企業が有する知的財産の集中管理及び活用する信託業を開始します。
当社では、8月1日に今回対象とするグループ企業との信託契約を締結し、8月3日に信託業法第51条(同一の会社集団に属する者の間における信託)に基づく信託業を開始する旨の届出を金融庁(近畿財務局)に行いました。
当社及び今回対象とするグループ企業では約4,000件の知的財産を有していますが、これらを集中管理することによる、コクヨグループ全体としての戦略的な知財ポートフォリオの構築と対外的な交渉力の強化を主な目的としています。また、対象グループ企業において、当社が有する出願戦略や訴訟対応等のノウハウを共有・活用することで、知的財産スキルの向上を図ることができます。
今回は、(1)コクヨS&T株式会社、(2)コクヨファニチャー株式会社、(3)コクヨストアクリエーション株式会社の3社を対象とし、順次、信託対象グループ企業を拡げてゆく予定です。
信託のスキームは次の通りです。
(1)対象グループ企業が有する知的財産をコクヨ株式会社に信託譲渡。
(2)コクヨ株式会社がグループ企業の指図をもって知的財産の管理、維持、対外的交渉等を行う。
(3)交渉の結果、第三者からライセンス料を得た場合は受益者であるグループ企業に還元する。
【信託のスキーム図】
※添付資料参照
【お問い合わせ先】
コクヨお客様相談室;0120-201594