日本ベリサイン、オンラインサービス提供企業向けユーザー認証ソリューションを提供
日本ベリサイン、オンラインサービス提供企業向けユーザ認証ソリューション
「ベリサイン アイデンティティプロテクション」の提供を開始
― 二要素認証ソリューションと詐欺検出システムにより安全なユーザのIDの保護が可能 ―
日本ベリサイン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:橋本 晃秀)は、オンラインサービスを提供する企業や金融機関向けにインターネット上でのIDの盗難やフィッシング詐欺などを防止する、様々なアプリケーションやサービスからなる認証ソリューション群「ベリサイン アイデンティティプロテクション(VeriSign Identity Protection、以下VIP)」の提供を10月より開始することを発表いたします。
インターネット上にショッピングやオークション、金融サービスといった様々なサービスが展開されるようになった現在、個人情報の不正利用、フィッシング詐欺などのオンライン詐欺などの不正行為も増加しています。不正行為を防ぐ強固なユーザ認証はエンドユーザに安全にサービスを提供し、企業のビジネスの信頼性を向上させるためにもその重要性がますます高まっています。日本ベリサインは、このようなニーズに対応するために、企業に対してエンドユーザの強固な認証を実現し、認証情報管理の負担やリスクを軽減するソリューション「ベリサイン アイデンティティプロテクション」の提供を行います。
ベリサイン アイデンティティプロテクション(VIP)は、ベリサインの運用する共通認証ネットワークを用い、導入企業のユーザ認証機能を強化し、エンドユーザを保護するように設計されたソリューションで構成されています。VIPは、ワンタイムパスワードなどの複数因子認証を用いてより強固なユーザ認証を実現する「VIP ストロングオーセンティケーションサービス」と、高度な異常検出技術を用い、バックエンドで不正ログインを防止する「VIPオンライン詐欺検出サービス」による包括的なソリューションです。
VIPは下記のような特長を備えています。
■包括的なソリューション
ユーザの認証情報を保護するために、バックエンドで不正を監視するエンドユーザから「見えない」サービス(VIP オンライン詐欺検出サービス)とエンドユーザに認証クレデンシャルを配布し認証強度を向上させる「見える」サービス(VIPストロングオーセンティケーションサービス)によって構成され、包括的にIDの保護を行います。
■容易な導入
VIPはエンドユーザそれぞれのインターネット環境に合わせて複数の認証方式を提供することができ、利便性を維持しながら高度なセキュリティレベルを実現します。また、導入企業は認証クレデンシャルの配布などの複雑な作業部分をベリサインにアウトソースすることができ、短期間で容易な導入が可能となっています。
■インテリジェントネットワーク
VIPの認証システムはベリサインによって運営され、詐欺情報や不正アクセスなどの情報は共有されます。また、ベリサインが提供しているマネージドセキュリティサービスやiDEFENSEサービスによるネットワーク監視、ルートDNSサーバの運用といった様々なインターネットサービスを提供する際に世界中から収集される情報を元に、いち早く不正行為の傾向の検出を行い、VIPネットワークへの適用を行います。これによりソフトウェアベースで提供されるサービスよりも迅速かつ適切なエンドユーザのIDの保護を行うことが可能となります。
■高い信頼性
ベリサイングループは全世界で50万件、日本国内でも5万件以上のウェブサイトへのサーバ認証サービスを提供しています。Fortune500の93%以上、全世界トップ40の大手銀行、トップ50ECサイトのうちの47サイトへの導入実績があります。その結果、ベリサインセキュアシールがウェブサイトに掲載されていることが信頼できる商取引を行える証であると多くのエンドユーザに認識されています。
ベリサイン アイデンティティプロテクション(VIP)は下記のサービスにより構成されています。
『 ベリサイン アイデンティティプロテクション ストロングオーセンティケーションサービス 』
ベリサイン アイデンティティプロテクション(VIP)ストロングオーセンティケーションサービスは、ECサイトやオンライン金融サービスなどのオンラインサービスのユーザに対して、ワンタイムパスワードトークンやICカード、電子証明書といったハードウェア、ソフトウェアを問わずユーザに最適な認証クレデンシャルを提供し、本人確認の認証強度を高めることの可能な「見える」セキュリティサービスです。VIPストロングオーセンティケーションサービスを導入することで、エンドユーザに対して、認証強度の高い本人確認手段の発行・管理を簡単に行なうことができます。預金口座管理、オンライン販売、重要取引など、より厳密なアイデンティティ管理が求められるサービスに適しています。またVIPストロングオーセンティケーションを導入したサービスであれば、エンドユーザは一つの認証クレデンシャルで複数のサービスを跨いで利用することができ、エンドユーザの利便性を損なうことなく、認証強度の向上が可能となります。
『 ベリサイン アイデンティティプロテクション オンライン詐欺検出サービス 』
ベリサイン アイデンティティプロテクション(VIP)オンライン詐欺検出サービスは、エンドユーザの操作性はそのままに、オンライン詐欺防止をバックエンドで行う「目に見えない」セキュリティサービスです。高度な異常検出技術を使用し、バックエンドで不正なログインとトランザクションを検出します。エンドユーザ一人一人の正常行動パターンを自己学習し、不正な異常行動パターンと区別します。エンドユーザ個人の行動パターン以外にも、あらかじめ定義された検出条件と一般的な不正行動パターンの認識技術を用いて未知の詐欺活動の検出も可能となります。
ベリサイン アイデンティティプロテクションの概要は下記の通りとなります。
記
名 称:ベリサイン アイデンティティプロテクション
対象ユーザ:ECサイト、オークション、金融サービス等オンラインサービスプロバイダ
提供開始日:2006年10月
提供ソリューション:ベリサイン アイデンティティプロテクション ストロングオーセンティケーションサービス
ベリサイン アイデンティティプロテクション オンライン詐欺検出サービス
以 上
また、今回発表した「ベリサイン アイデンティティプロテクション」については導入を検討する企業向けに8月29日(火)、神田・ベルサール神田にてベリサインセキュリティソリューションセミナー2006「未知のネットワーク犯罪からユーザを守るオンライン詐欺検出・防止対策 ~インテリジェントセキュリティソリューションの最前線~」と題しましたセミナーを開催いたします。
名 称:ベリサインセキュリティソリューションセミナー2006
「未知のネットワーク犯罪からユーザを守るオンライン詐欺検出・防止対策 ~インテリジェントセキュリティソリューションの最前線~」
会 場:ベルサール神田 2F ホールB
住 所:東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル
詳細URL:http://www.verisign.co.jp/event/partner.html#s52 (8/10サイト公開予定)
<日本ベリサインについて>
日本ベリサイン(東証マザーズ証券コード:3722)は、1996年、VeriSign, Inc.(NASDAQ:VRSN)の最初の海外法人として設立されました。当社は、複雑化するネットワーク環境において、利用者がインフラの存在を意識することなく、安心してビジネスやコミュニケーションを行うことができる社会の実現を目指して、ウェブサイトの実在性を証明するサーバ証明書発行サービス、認証局構築のアウトソーシングサービス、ドメイン名登録サービス、セキュリティに関する様々なコンサルティング、そしてセキュリティトレーニングなど、情報セキュリティ全般にわたるサービスを提供しています。
詳細は https://www.verisign.co.jp/ をご参照下さい。
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<お客様のお問い合わせ先>
日本ベリサイン株式会社 〒104-0028 東京都中央区八重洲2-8-1
セキュリティソリューション営業部
Tel:03-3271-7013 e-mail:vip-info@verisign.co.jp