東京メトロ、環境にやさしいディーゼル発電機用排出ガス冷却システムを導入
環境にやさしいディーゼル電機用排出ガス冷却システムを開発・導入
東京地下鉄株式会社(東京都台東区 社長 梅崎 壽、以下 東京メトロ)では、松下エコシステムズ株式会社(愛知県春日井市 社長 平田 爲茂 、以下 松下エコシステムズ)が開発した効率的に冷却するとともに黒煙を除去する環境に配慮した「ディーゼル発電機用排出ガス冷却システム」を導入いたしました。
停電時の非常用電源として導入しているディーゼル発電機を稼動すると400~500℃の高温排気ガスが発生するため、冷却用に水を多量に使用することが課題でした。
今回開発した冷却システムでは、松下エコシステムズが有する水破砕技術を応用したもので、冷却筒内に水を0.5μm以下に微細化して噴霧し、そこに排気ガスを通すことで、発電機から排出される高温(400~500℃)の排気ガスを瞬時に50℃以下に冷却し浄化することが可能となりました。
さらに噴霧した水を循環使用するため水量も削減され、高温集塵装置セラミックフィルターの採用により排気ガス中の黒煙も除去しています。
東京メトロでは、本システムを導入設置し、その効果を確認いたしました。また、今後もより安全で環境に配慮した設備を導入し、社会に貢献して参ります。
松下エコシステムズでは、本システムの性能を更に向上させ、今後も新たな製品で地球環境との共存に貢献して参ります。
製品画像:東京メトロに導入された排気ガス冷却システム
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。