ダイナシティ、気象庁の緊急地震速報を活用した「マンション専用地震防災システム」を導入
気象庁緊急地震速報利用・「マンション専用地震防災システム」の導入に関するお知らせ
当社の100%出資子会社である株式会社シーファイブにおいてシステム構築した、気象庁の緊急地震速報を活用した「マンション専用地震防災システム」を当社マンションにおいて導入すると共に、実証実験を開始しておりますので、下記の通りお知らせ致します。
記
1.気象庁緊急地震速報利用・地震防災システムの概要
緊急地震速報とは、気象庁が2004年2月に試験運用・配信を開始した地震による被害の軽減(減災)を目的とした新しい地震情報です。従来の地震情報は地震発生から約3~4分後の発表でしたが、緊急地震速報は、地震発生直後に震源に近い地震観測点で観測される初期微動(P波)の波形を解析し、数秒で発表されます。この情報を地震波より先に受信することで地震の強い揺れが“来る前に”、推定震度や余裕時間を計算して通報することが可能になりました。
(株)シーファイブはこの緊急地震速報を活用し、お住まいのマンションごとの推定震度、予想到達時間を音声で入居者に通報し、本人と家族の安全を確保していただく画期的な防災システムを提供します。さらに、速報受信と同時に防災用コンセントの事前遮断やガス遮断弁で事前遮断を行うことにより大切なお住まいや家財を火災から守ることが出来ます。
平成18年8月1日より鉄道・手術室・工場等においては、気象庁緊急地震速報を利用した、同様の自動制御システムの先行運用が開始されており、マンション向けにも平成19年4月より本運用を開始する見通しであります。現在、当社では(株)シーファイブの開発した「マンション専用地震防災システム」を当社供給マンションに導入し、実証試験を開始しており、今後随時導入していく予定であります。
(実証試験中物件)
ダイナシティ碑文谷(87戸)、ダイナシティ東京リバーゲート(134戸)
(実証試験予定物件)
ダイナシティ新宿若松町(37戸、8月竣工)、ダイナシティ杉並方南町(56戸、9月竣工)、
ダイナシティ八王子(54戸、9月竣工)、他6棟導入予定
2.株式会社シーファイブの概要
1)商号 株式会社シーファイブ
2)所在地 東京都中央区銀座1丁目19番14号
3)代表者の氏名 代表取締役鈴木利幸
4)設立年月日 平成12年5月1日
5)事業の内容 インターネットマンションシステムの設計、構築、運用保守
6)決算期 3月31日
7)従業員数 20名(平成18年3月31日現在)
8)資本の額 53,100千円(平成18年3月31日現在)
※以下、詳細は添付資料参照