JSAT、通信衛星「JCSAT-10」の打ち上げを成功
通信衛星「JCSAT-10」の打ち上げ成功について
ジェイサット株式会社(以下JSAT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:磯崎 澄)の通信衛星「JCSAT-10」は、日本時間12日午前7時15分、南米フランス領ギアナ クールー基地から仏国アリアンスペース社ロケットによって無事打ち上げられ、午前7時42分頃にはロケットからの切り離しに成功いたしました。
また、オーストラリアの地球局にて同日8時7分頃に「JCSAT-10」から初めての電波を捕捉し、衛星が予定通りの軌道を飛行中であることを確認いたしました。
「JCSAT-10」は現在東経128度で運用中のJCSAT-3の後継機として打ち上げられました。現在運用中のJCSAT-3号機は、国内外の通信利用はもとより、日本で最初のCSデジタル多チャンネル放送 「スカイパーフェクTV!」を通じて、魅力あるコンテンツを皆さまにお届けし幅広くご利用いただいています。JCSAT-3と同様安定性・信頼性の確保に努めるとともにさらに充実したサービスの提供を目指していきます。
【 JCSAT-10の主要諸元 】
◆軌道位置 東経128度
◆JCSAT-10の仕様 (1)型式:A2100AX (ロッキード・マーティン社)
(2)中継器本数:
固定衛星通信サービス用Kuバンド×30本
固定衛星通信サービス用Cバンド×12本
(3)カバーエリア:
日本、東アジア、東南アジア、ハワイ、オセアニア
◆打ち上げサービス Ariane5ロケット (アリアンスペース社)
<ご参考>JCSAT-10打上後の予定
添付資料をご参照ください。
以 上