コナカ、フタタに対する経営統合提案の骨子を発表
株式会社フタタに対する経営統合提案の内容について
当社は、平成15年1月24日、株式会社フタタ(以下「フタタ」という。)と業務提携及び資本提携契約を締結して、同社の商品開発、共同仕入れによる仕入のコスト改善、POSシステムなどの統合、役員の相互派遣、従業員研修、店舗運営の改善など、「本業による収益改善」に向けた努力を積み重ねてまいりました。
その後、当社は平成16年7月8日に友好裏の内に業務・資本提携を強化し、フタタ株式を追加取得し、フタタを当社の持分法適用会社とするとともに、当社代表取締役湖中謙介を社外取締役、当社取締役本田忠之を専務取締役営業本部長としてフタタに派遣するほか人事交流を行なうなど両社の関係を強化して参りました。
その結果、フタタの業務改善の効果は、徐々に成果を上げ、数年連続赤字の状況から3期連続小幅ながら黒字決算に転じ、復配も実現しました。
以上の成果は、当社のフタタ持ち株比率が20%超という限定された割合のなかでの成果であり、現状の資本提携のままでは業務改善の効果に限界があることから、平成17年から当社社長とフタタ社長は、両社の将来の業務・資本提携のあり方につき相互に意見交換するようになり、経営統合も視野に入れた協議を始めておりました。
また、当社代表取締役湖中謙介は、自らフタタの取締役会及び業務改善委員会などを通じ、フタタの経営および業務の内容に精通し、フタタの代表取締役その他の経営陣をはじめ従業員などとも信頼関係を築き上げており、とくにフタタ代表取締役とは同じ紳士服専門販売業者の経営者として同志的なパートナー意識をもって交流いたして参りました。
この度、平成18年8月7日に株式会社AOKIホールディングス(以下「AOKI」という)様からフタタに対して経営統合の提案がございましたが、従前培われてきた当社とのフタタの信頼関係は強固なものであり不変であることを前提とし、両社の更なる関係強化によって、両社の本業である紳士服販売の強化を通して社会、株主への貢献と、企業価値を最大化することを目的とする、経営統合の提案を行いましたので、その骨子についてお知らせいたします。
なお、交換比率につきましては決定次第速やかに開示させていただきます。
※以下詳細は添付資料参照
以上