ジュニパーネットワークス、山梨情報ハイウェイの次世代ネットワークにプラットフォームを提供
「Mシリーズ」マルチサービス対応プラットフォーム、山梨情報ハイウェイの次世代ネットワークを構築
ジュニパーネットワークス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:大須賀 雅憲、以下ジュニパーネットワークス)は本日、同社の「Mシリーズ」マルチサービス対応エッジルーティングプラットフォームが、山梨県の行政系ネットワークや通信事業者、CATV事業者をはじめとする県下の企業を収容する次世代通信バックボーンである情報ハイウェイに採用されたことを発表しました。2006年7月に稼動を開始したこのネットワークは、MPLS方式による柔軟で信頼性の高い仮想閉域網と通信と放送の融合を実現します。
山梨県企画部情報政策課長の笠井一氏は、次のように述べています。
「山梨県では、やまなしITプランに基づき県民並びに企業の高度な情報サービスに対する要求に応えるべく、情報ハイウェイ(光ファイバ網)の整備を行ってきました。情報ハイウェイは、行政ネットワークを収容し県民サービスの向上を図る通信基盤としての役割は勿論のこと、通信事業者・CATV事業者・企業などに対する様々なネットワークサービスの実現に大きな役割を担っていくものと期待しています。また、CATV事業者が、現在展開中のデジタル放送への対応とあわせて情報ハイウェイを通信インフラだけでなく、コンテンツインフラとして活用していくことが期待されています。このため、情報ハイウェイは高いレベルの安全性、信頼性、柔軟性を確保する必要がありました。」
ジュニパーネットワークスの「Mシリーズ」マルチサービス対応エッジルーティングプラットフォームは、セキュアで高いパフォーマンスが要求されるインターネットアクセスやサービスに最適なルーティングソリューションです。また、Point-to-Multipoint MPLSやIPブロードキャストなどの高度のビデオコンテンツ配信においても堅牢なマルチキャスト処理能力を提供します。また、「JUNOS」ソフトウェアによって、MPLS-L3VPNをはじめ、L2VPNやVPLSなどの様々なVPNサービスを柔軟に提供します。さらに、MPLSパスプロテクションで、音声やビデオなどのミッションクリティカルなアプリケーションにおいても高い信頼性を保証します。
ジュニパーネットワークス株式会社代表取締役である大須賀 雅憲は、次のように述べています。「山梨県の情報ハイウェイにおいて通信と放送の融合という次世代インフラのビジョンが現実になりました。このプロジェクトは、MPLSネットワークによる地域コミュニティ全体の接続という雄大な可能性を秘めています。山梨県にとって大変重要なプロジェクトに参画できたことを嬉しく思います。」
◆ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、大規模IPネットワークにおけるセキュアで接続性の高い通信の構築に大きく貢献しています。高いパフォーマンスを誇る目的特化型IPプラットフォームは、お客様のさまざまなサービスやアプリケーションをサポートしています。世界中のサービスプロバイダーをはじめ、エンタープライズ、政府機関、研究機関、および学術機関がジュニパーネットワークスの製品によって、ユーザー、サービス、アプリケーションによって異なる特定のニーズに対応できるネットワークを構築しています。ジュニパーネットワークスのネットワークおよびセキュリティ製品ポートフォリオは、世界中のネットワークにおける拡張性、安全性およびパフォーマンスに対する高い要求を満たしています。ジュニパーネットワークスに関する詳しい情報は、以下のURLでご覧になれます。http://www.juniper.co.jp
Juniper Networks、JUNOSおよびJuniper Networksロゴは、米国をはじめ世界各国でJuniper Networks, Inc.の商標として登録されています。その他記載されている商標、サービス・マーク、登録商標、登録サービス・マークは、各所有者に所有権があります。