アシックス、「鎧」をモチーフにした全日本男子バレーボールチームの試合用ユニホームを作成
「鎧(よろい)」をモチーフにしたデザイン
全日本男子バレーボールチームの試合用ユニホームを作製
株式会社アシックス(本社:神戸市、社長:和田清美)は、この秋国内各地で開催される「2006世界バレー(男子大会:11月17日~12月3日)」にむけて、全日本男子バレーボールチームが着用する試合用ユニホームを作製し、財団法人日本バレーボール協会へ提供します。
今回のユニホームは、最高の舞台で戦う日本代表選手を武者の姿と重ね合わせ、前身部は「胸板(むないた)」を、左右の肩部は「大袖(おおそで)」をイメージしてデザインするなど、日本の伝統的な武具である「鎧(よろい)」をモチーフとしています。
素材は、伸縮性と吸水速乾性に加え、余分な水蒸気を排出する吸放湿機能を兼ね備えた「チタンドライモイステックス」を採用し、発汗量の多い脇(わき)から袖(そで)にかけてはメッシュを配して蒸れ感を軽減しています。
○デザインについて
デザインテーマ:「勝利する精悍(せいかん)な日本の武者」
最高の舞台で戦う代表選手のイメージを、日本の伝統的な武具である「鎧」に身を固めて戦う武者姿と重ね合わせて作製しました。
前身部は「胸板」を、左右の肩部は「大袖」をイメージし、勝利への羽ばたきを表わす二翼ラインと勝利の色である金色の縁取りを施しています。
また、脇の切り替え部は「草摺(くさずり)」の上を跳ね上がる太刀に見立て、戦闘に向かう勢いを表現しています。
さらに、後身最上部には日本を象徴する富士山の山形を配し、日本を背負う武者であることを示すとともに、日本の誇りと伝統を力強く表現しています。
カラーは、ホワイトのシャツにレッドのパンツ、レッドのシャツにレッドのパンツ、ブラックのシャツにブラックのパンツの3種類を用意しています。
○素材・カッティングについて
伸縮性と吸汗速乾性に加え、余分な水蒸気を衣服内から排出する吸放湿機能を兼ね備えた「チタンドライモイステックス」を採用しています。W型断面ポリエステル糸の導水性により衣服内の汗を素早く放出し、同時に混紡したキュプラ糸の放湿機能により衣服内の余分な蒸れを軽減します。可動域が広く、発汗量の多い前身頃脇部分と後身頃の肩から脇にかけての広い部分には、本体と同じ機能を持つメッシュ素材を使用し、さらに通気性を高めています。
また、袖丈を短く設定した独自のカッティングにより、腕を素早く動かすことができるようにしています。
パンツは、しなやかな風合いと光沢があり、適度な伸縮性を持つ素材を採用しています。
*参考資料あり。