日本製鋼所、三菱重工から押出成形機事業を取得
三菱重工業株式会社の押出成形機事業の取得に関するお知らせ
当社は平成18年9月28日開催の取締役会において、三菱重工業株式会社から同社の押出成形機事業の譲渡を受けることを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.事業の概要と譲受けの理由
当社は、総合樹脂加工機械メーカーとして、上流の原料製造用造粒機、コンパウンド用2軸押出機から下流の射出成形機、中空成形機などの製造・販売のほか、薄型TVやパソコン部材など液晶関連を始めとするフィルム・シート装置を国内外に供給しております。
また、三菱重工業株式会社は、プラスチックフィルム・シート装置の製造・販売(押出成形機事業)を行い、特に食品包装、機能材、IT関連用途のフィルム・シート製造装置分野において豊富な経験と高い技術評価を有しており、同分野においては国内トップメーカーです。
今回当社は、同社が経営の選択と集中の一環として押出成形機事業から撤退することに伴い、同社の押出成形機事業並びに同社の全額出資子会社である三菱重工印刷紙工機械販売株式会社が担当しているアフターサービス事業を譲受けます。
今後、同事業の譲受けにより、当社は、両社が有する強みを活かして製品ラインナップを充実・強化し、業容の拡大に努めてまいります。
2.事業譲受先の概要
(1)商号 三菱重工業株式会社
(2)本店所在地 東京都港区港南2-16-5
(3)設立年月日 昭和25年1月11日
(4)代表者 取締役社長 佃和夫
(5)資本金 2,656億円
(6)主な事業内容 舶用・海洋、原動機、機械・鉄構、航空・宇宙、中量産品の各事業における製造等
(7)従業員数 32,627名(平成18年3月31日現在)
(8)当社との関係 重要な資本関係、人的関係はなし
3.事業譲受けの日程
平成18年 9月28日 事業譲渡契約締結
平成18年11月 1日 事業譲受日
4.譲受け事業の売上高
譲受け事業の売上高は約60億円/年。
5.今後の当社グループ業績に与える影響
平成19年3月期通期の当社グループの業績に与える影響については、現在作業中の業績見通しに含めた上で改めて開示する予定です。
以上