米マカフィー、セキュリティマネジメント対策強化でOnigma社を買収
当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
マカフィー、Onigma社を買収
~セキュリティ・リスクマネジメント戦略に、データ損失防止ソリューションを加え、業界で最も包括的なプロテクションを提供~
不正侵入防止とセキュリティ・リスクマネジメントのリーディングカンパニー、McAfee, Inc.(NYSE: MFE/以下、マカフィー)は、極秘データを監視し、流出を阻止するデータ保護ソリューションを提供するOnigma社(Onigma Ltd./以下、Onigma)を買収しました。2,000万ドルを投資した今回の買収は、セキュリティとコンプライアンスを管理する包括的なセキュリティマネジメント対策を企業ユーザに提供するマカフィーの戦略をさらに発展させるものです。
マカフィーの CTO(最高技術責任者)兼取締役副社長、クリストファー・ボーリン(Christopher Bolin)は、次のように述べています。
「ユーザは、極秘データや知的財産の損失のリスクに対する確実なプロテクションを求めています。Onigmaの買収により、コンプライアンス違反、企業ガバナンスの問題、内部ポリシー 違反、情報漏洩に関連したリスクの低減でお客様を支援する弊社の能力と専門技術がいっそう強化されます。」
さらにマカフィーは、業界をリードする Onigmaのコンテンツベースのデータ損失防止(DLP)製品の獲得に伴い、ホストベースのデータ損失防止ソリューションである McAfee Data Loss Preventionを発表します。このソリューションは、組織内外での無許可のデータ転送に伴うリスクから企業を保護するものです。
IDCのリサーチマネージャー、ブライアン・バーク(Brian Burke)氏は、次のように述べています。
「現在、ほとんどの企業情報は電子化されており、正社員と派遣社員のほぼ全員がこの情報にアクセスできます。さらに、情報のほとんどがデスクトップ PCやノート PCに保存されているため、おおもとのデータを、クライアントによるどのような操作からも守ることが不可欠です。」
McAfee Data Loss Preventionは、取引上の機密、知的財産、法務・財務関連書類、顧客とのやりとり、個人情報、などを含む極秘情報と所有権を伴う情報を監視して保護します。さらに、セキュリティポリシーの設定に応じ、データ伝送を防止することも可能です。
McAfee Data Loss Preventionの特徴は以下の通り。
・ 最も広範な通信チャネルに対応して極秘データ損失を防止するユニバーサルプロテクション
・ コンテンツ認識型データ保護機能が極秘データの送信を防ぎ、コピー&ペースト、スクリーンキャプチャ、ZIP圧縮、暗号化されたデータの送信にも対応
・ ユーザの移動やネットワーク接続ステータスにかかわらず、「On-the-Goプロテクション」機能がエンドポイントやノートPCからの極秘データ送信を防止
McAfee Secure Internet Gateway は、Blackberryなどの Windows以外のデバイスからのデータ損失の防止により、McAfee Data Loss Prevention ソリューションの機能を補完します。マカフィーは、DLPに対するハイブリッド(ネットワークとホストの両方をカバーする)アプローチを採用することで、組織が求めている包括的なDLP機能を提供します。現在、ゲートウェイのみの DLPソリューションを最初に導入した多くの組織が、ホストベースの DLPソリューションを追加する方法を選んでいます。ゲートウェイ DLPソリューションでは、データのコピー&ペースト、スクリーンキャプチャや印刷を可能にするアプリケーションなど、ネットワークに接続されていない通信チャンネルを介した極秘データの送信を防止できません。さらに、ゲートウェイ DLPソリューションには、USBドライブなどのリムーバブルデバイスを介した物理デバイスへのデータ転送を防ぐ機能が欠けています。
Onigmaの共同創設者兼 CTO、リアド・アグモン(Liad Agmon)氏は、次のように述べています。「組織内部からのデータ漏洩の問題に対応することは、複雑な課題です。マカフィーは現在、市場での優位性を生かし、データの流れを規定した ITセキュリティポリシーへの企業コンプライアンスを徹底するための広範で普遍的なプロテクションを提供できます。また、データの保存形式や操作方法に制限されず、コピー、ペースト、ZIP圧縮、暗号化されたデータにも対応することが可能です。このプロアクティブなテクノロジが、セキュリティ・リスクマネジメントに対するマカフィーのアプローチを拡充し、ユーザによる情報漏洩問題の発生防止を支援します。」
Onigma社(Onigma Ltd.)について
イスラエルに本社を置き、ニューヨークに子会社を持つ Onigma社は、有名なセキュリティ専門家グループが率いる企業です。経営幹部の多くが、精鋭が揃うイスラエル国防省エレクトロニクス研究開発部門で活躍した経歴を持っています。
マカフィーについて
マカフィーは、不正侵入防止とセキュリティ・リスクマネジメントのリーディングカンパニーです。マカフィーは、世界中で使用されているシステムとネットワークの安全を実現する高い実績を誇るプロアクティブなソリューションとサービスを提供しています。個人ユーザをはじめ、企業、官公庁・自治体、ISPなど様々なユーザは、マカフィーの卓越したセキュリティソリューションを通じて、ネットワークを通じた攻撃や破壊活動を阻止し、またセキュリティレベルを絶えず管理し、改善することができます。
詳しくは、http://www.mcafee.com/jp/をご覧ください。
McAfee、マカフィーは、米国法人 McAfee, Inc. またはその関係会社の米国またはその他の国における登録商標です。本書中のその他の登録商標及び商標はそれぞれその所有者に帰属します。