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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.29.Fri
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2007'04.13.Fri

富士経済、食品産業の8分野78品目の市場動向調査結果を発表

調理済み食品、フライ類、農・畜・水産加工食品など78品目の市場を分析
-2006年の加工食品市場調査(1)-

●78品目の市場 06年見込3兆9,296億円(前年比99.7%)
●06年、めかぶ(210億円前年比7%増)ともずく酢(129億円同2%増)の競争は第2ラウンドへ


 総合マーケティングビジネスの(株)富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 代表取締役 阿部英雄03-3664-5811)は、06年8月から今年の食品産業界について調査を行っている。その第1回目の結果を報告書「2007年 食品マーケティング便覧No.1」にまとめた。ここには、調理済食品3分野、スナック類、フライ類、農・畜・水産加工品3分野の計8分野78品目の市場動向を収載した。
 来年2月まで5回に分けて食品産業界の動向と今後の展望や有力企業のマーケティング分析などをまとめて順次報告する。


< 調査結果の概要 >

対象78品目食品市場の動向
06年見込み3兆9,296億円(前年比99.7%) 07年予測3兆9,184億円(98年比6.0%減)
 06年、食品業界では、原油価格の高どまりと円安による原材料価格、物流・光熱費の高騰が負担となり、04年に4兆円を下回って以来依然として厳しい状況が続いている。多くの農・畜・水産物の原料価格が高値で推移しており、メーカーの収益面も限界に達したため、規格変更を含めた値上げが相次いで実施されている。

洋風調理済み食品(6品目)、中華風調理済食品(6品目)、和風調理済み食品(5品目)
 冷凍・チルドハンバーグやチルドギョーザ、そして卵焼き類の4品目で40%以上を占めて市場を牽引している。冷凍食品の全品特売のほかに、売れ筋商品に対象を絞った「厳選特売」が増えている。味の素冷凍食品が価格訴求依存からの脱却を狙って引き続き単品力の強化をしており、この動きが他の一部参入企業にも波及している。05年、業務用が95%を占めるうなぎの蒲焼は中国産に合成抗菌剤が検出されて輸入量が前年比67%と激減した。06年も落ち込みが続き、今後安全な輸入品が供給されるまで市場の回復は厳しいと予測する。

スナック類(4品目)
 冷凍お好み焼き(06年125億円前年比3%増、98年比187%)や冷凍たこ焼き(06年182億円前年比2%増、98年比137%)のように業務用でCVS・量販店デリカを始めレジャー施設、居酒屋、学校給食などに需要を伸ばすものもありこの市場の拡大につながっている。

フライ類(8品目)
 冷凍・チルド水産フライは業務用で減少する品目も見られるが、量販店デリカ向けには伸びがみられる。水産原料価格の高どまりが冷凍水産フライの販売低迷に影響している。

農産加工品(22品目)
 原料の高騰に対応して、量目減や値締めを行う動きが相次いでいる。ジャム類の参入企業では小豆原料を使用した和風ジャム類を発売するなど、需要喚起への新たな取り組みも見受けられる。市場の拡大が続く冷凍野菜でも、06年春以降、輸入原料の仕入れ価格が高騰しており、5月からのポジティブリスト制の実施で監査基準が厳しくなり、コスト上昇に追い討ちをかけている。

畜産加工品(12品目)
 ハム・ソーセージの原料価格の高騰から今年7月、8月に上位企業が量目変更による事実上の値上げに踏み切り、06年は持ち直しても先行きが不透明と予測する。また、焼き肉類(06年201億円前年比8%増、98年比45%)、牛肉味付缶詰(06年16億円前年比7%増、98年比65%)など牛肉主体の品目では、BSEによる米国産牛肉の輸入停止で大きな影響を受け、回復の兆しが見えてきたが、以前の水準までには戻っていない。

水産加工品(15品目)
 ツナ缶詰では、原料価格の高騰の影響に加えて国産原料が不足し商品供給に支障が出ている。一方、辛子明太子では、上位企業が大量に原料を確保し今年の夏から値下げする動きも見受けられた。健康食品としてフコイダン成分が注目されたもずく酢は、01年に80億円の市場を形成し03年に向けて急成長を続けた。そこに同じ成分を持つめかぶが03年から加わりこの2品目は06年339億円(03年比24%増)の市場になると見込まれる。今後はブームが一段落して厳しい競争になることが予測される。


●調査方法
 当社専門調査員による関係企業、官公庁の聞き取りおよび関係各方面の公表データの分析結果を参考にしてまとめた。

●報告書「2007年 食品マーケティング便覧No.1」の収載分野と品目数
 洋風調理済食品6品目、中華風調理済食品6品目、和風調理済食品5品目、スナック類4品目、フライ8品目、農産加工品22品目、畜産加工品12品目、水産加工品15品目 計78品目

●調査時期:2006年8月~9月に実施


(※ 詳細は添付資料を参照してください。)


以上


資料タイトル :「2007年 食品マーケティング便覧 No.1」
体    裁 :A4判  241ページ
価    格 :85,000円(税込89,250円) 
     
調査・編集 :富士経済 東京マーケティング本部 第一事業部
        TEL03-3664-5831 FAX03-3661-9778
発 行 所 :株式会社 富士経済
        〒103-0001東京都中央区日本橋小伝馬町2-5 F・Kビル
        TEL 03-3664-5811 (代) FAX 03-3661-0165
        e-mail:info@fuji-keizai.co.jp

 この情報はURL: http://www.group.fuji-keizai.co.jp/ https://www.fuji-keizai.co.jp/ でもご覧いただけます。

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