塩野義製薬、がん疼痛治療用散剤「オキノーム散0.5%」の製造販売承認を取得
がん疼痛治療用散剤「オキノーム散0.5%」(一般名:オキシコドン塩酸塩水和物)の製造販売承認取得について
塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:塩野元三)は、がん疼痛治療用散剤「オキノーム散0.5%」(一般名:オキシコドン塩酸塩水和物)の製造販売承認を10月20日付で取得しましたので、お知らせいたします。
発売は、薬価収載後2007年2月を予定しております。
「オキノーム散0.5%」〔ムンディファーマB.V.(オランダ)提携〕は、2003年7月発売の「オキシコンチン(R)錠」と同じ成分で、がんの痛みの治療においての用量調節および「突然の痛み(突出痛)」が発現した際に、組み合わせて使用する即効性のがん疼痛治療用散剤として開発を進めてまいりました。
がんの痛み治療は、同じ成分で同じ投与経路の持続性と即効性の鎮痛薬を組み合わせて使用することがWHO(世界保健機関)において推奨されており、「オキノーム散0.5%」が承認されたことにより、「オキシコンチン(R)錠」との組み合わせで、がん疼痛の治療がより効果的におこなえるようになります。
塩野義製薬は、がんの痛みでお困りの全ての患者さまが「痛みから解放されたおだやかな生活」をお送りいただけるよう、「オキシコンチン(R)錠」と「オキノーム散0.5%」の適正使用に関する情報提供に努めてまいります。
以上