ミズノ、野球品・ゴルフ品ブランドマークに「ミズノランバード」を使用
新100年ブランド構築に向けて
野球品、ゴルフ品ブランドマークに<ミズノランバード>使用
現在、ミズノ株式会社が製造・販売している野球品、ゴルフ品は、ブランドロゴとして<MIZUNO>、また、MIZUNOの頭文字を象ったブランドマーク<M>を使用しています。1980年にこのロゴ、マークが誕生してから、およそ26年使用してきましたが、100周年を迎えた今年、次の100年に向けた『新100年ブランド』を構築していく上で、野球、ゴルフの商品ブランドマークを他競技で既に使用している<ミズノランバード>に統一していきます※。
野球は12月に、また、ゴルフは11月に発売する商品から展開していきます。また、同様に、両競技で契約しているプロ選手が使用する用具、海外で販売する両競技品も全て切り替えていきます。
※ブランドロゴ<MIZUNO>はそのまま併用
■【新100年ブランドの構築】
現在ミズノでは、『よりよいスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する』という経営理念を、より進化させていくための「新100年ブランド」構築に取組んでいます。この活動を具現化していくために、各マーケティング部責任者、商品開発部、広報宣伝部などを中心としたブランド開発委員会(委員長:常務取締役 加藤昌治)を組織し、ミズノへの信頼、愛着、満足度を高めていくためのブランド戦略を立案していますが、今回のブランドマーク統一はその活動の一環です。
■【ブランドマーク<ミズノランバード>への統一】
現在使用している<MIZUNO>、<M>は、1980年のCorporate Identity System(CIS)導入時に制作しました。企業の考えや概念を、商標化したデザインで表し、カラーを統一することで消費者の目にも社会の目にも一目でミズノと認識できる"標識"としてのブランド戦略を展開してきました。そして1997年には、陸上やサッカーなど球技の商品のブランドマークとしていち早く<ミズノランバード>を採用しました。<M>、<ミズノランバード>という2つのブランドマークを共存させることで、"安全性"、"信頼性"を示したのです。
そして現在、企業に必要な戦略はグローバルレベル、ステークホルダー目線に立ったブランド戦略です。経営理念をどのように推進しているのか、社会に対してどのような責務を負っているのか(CSR-Corporate Social Responsibility)、また、消費者にどのようなプロフィットを与えているのかなど、あらゆるステークホルダーに"付加価値"を感じてもらうためのブランド戦略が重要となりました。
ミズノでは、このステークホルダー目線に立った活動を実践していくために、ミズノの支柱事業である野球、ゴルフのブランドマークを<ミズノランバード>に統一していくことにしました。これにより、アスレティック事業を含む全ての商品で同一のブランドイメージを構築し、また、商品だけではなくトップ選手から店頭に至るまでのコミュニケーションツールとしての整合性を表現することで、これまでにない新たな価値観や世界観、スケール感をステークホルダーに提供していくことが出来ると考えています。
■【企業ブランドとは】
企業の持つブランド力とは、ステークホルダーに対して積極的に、継続して働きかけていくことで育まれます。そのブランドが持つ目に見えない力が、人に感動を与え、後々の人生にまで影響を及ぼす可能性があると言っても過言ではありません。
□イチロー選手(シアトル・マリナーズ)にとってのミズノ品
「ミズノ製品とは小学生の頃に出会い、長い間に他もいろいろと試しました。そして最後に行き着いたのは、やっぱり<M>マークの入った道具でした」
□村上龍氏(作家)にとってのミズノ品
「小学3年生の頃、父に初めて買ってもらったグラブには<美津濃>というロゴが刻まれていました。そのグラブは単なる野球道具以上の存在でした。嬉しくて眠れない、そんな気持ちと一緒にその3つの漢字のイメージは今も忘れていません」
※2006年1月8日、100周年シンポジウム対談より抜粋
■【野球、ゴルフの展開について】
野球は12月以降、ゴルフは11月以降発売する商品に<ミズノランバード>を使用していきます。
また、プロ契約選手が使用する用具も全て<ミズノランバード>ブランドマークに切り替わっていきます。
* 関連資料「展開一覧」参照
■【参考資料 ミズノロゴの変遷】
* 関連資料 参照
(ユーザーのお問合せ先)
*ミズノお客様相談センター フリーダイヤル 0120-320-799