松下電工、小型スリム5型プログラマブル表示器3機種を発売
5型クラス最薄39mmの小型クールシェイプボディ
プログラマブル表示器「GT32」新発売
松下電工株式会社は、小型スリム5型プログラマブル表示器「GT32」3機種を11月1日から発売します。
「GT32」は5型TFT4096色カラー液晶またはブルーモードモノクロ液晶を搭載し、解像度は320×240ドット。本体は5型クラスとしては業界最薄※39.1mmのスリム設計で、取付空間が少ない小型機器や操作盤でも取り付けが可能です。業界初※のSDカードスロットを標準搭載し、画面データのコピーが可能に。カラー高機能タイプのGT32T1はクラス初※のサウンド出力機能を搭載し、視覚・触覚だけでなく聴覚も刺激した操作が可能。Ethernetも搭載し、ネットワーク経由での表示器とその先の当社PLC「FPシリーズ」の同時デバッグも可能です。
商品名:プログラマブル表示器GT32(GT32T0・GT32T1・GT32Mの3機種)
本体カラー:ヘアラインシルバー/ピュアブラック
ドット数(解像度):320×240ドット
表示色:
4096色(TFTタイプ) (GT32T0・GT32T1)
2色(白・青)(モノクロタイプ) (GT32M)
消費電力:10W以下(GT32M、GT32T0) 12W以下(GT32T1)
外形寸法:縦163.2×横128.8×奥行39.1mm
発売日:2006年11月1日
希望小売価格(税込):76,000円~153,000円
販売目標:5000台/月(2年後)
■主な用途
・生産設備やビル設備などの操作盤で表示、操作用に
・工場やオフィス・店舗機器などの組込表示部に
■主な特長
(1)クラス最小※小型クールシェイプボディで、幅広い用途に対応
(2)業界初・SDカードスロットと、クラス初・サウンド出力機能を搭載
(3)USBポート搭載で高速画面転送、Ethernet経由でのPLC同時デバッグが可能
■開発背景
プログラマブル表示器はFA(ファクトリーオートメーション:工場の自動化)や、生産現場では不可欠な機器として幅広く活用され、画面サイズに応じて豊富な機種が市場に投入されています。
当社は、2000年8月からプログラマブル表示器「GT10」を発売して以来、「GT30」「GT01」「GT11」「GT21C」と次々に新商品を発売し、見やすく手軽に使える小型タイプのプログラマブル表示器として市場より高い評価を得ております。
今回「GT32」の開発では、表示器を使う人にとってより見やすく操作しやすいことと、設備機械を設計する人にとっても使いやすいことに注力。表示器に機能をただ取り込むのではなく、PLCとコントローラーとの適正な分業を目指す当社として、特に操作・表示機能に絞っての機能向上を図りました。それにより、見易さと使い易さ、設備機械設計・製造のし易さを同時に実現できました。
※特長など詳細は添付資料参照
以上