杉田エース、風速0.8メートル程度の微風で始動する小型風力発電システムを販売
小型風力発電システム「微風車」を販売開始
垂直軸型風車により風速0.8メートル程度で回り始め、風向きが一定でなく平野部の大半が低風速域の日本に最適な風力発電機です。
建築金物の総合エンジニアリング企業である杉田エース株式会社(東京都墨田区代表取締役社長 杉田 直良 JASDAQ:7635)は、菊川工業株式会社(東京都墨田区代表取締役社長 宇津野 嘉彦)と提携し、航空工学に基づいて設計された小型風力発電システム「微風車」を販売開始しました。
「微風車」は、風車がプロペラ型(水平軸型)ではなく垂直軸型となっています。筒状に向かい合って配置された4枚の特殊な形状のブレードが回る仕組みにより、揚力と抗力双方のエネルギーを利用して回転効率を上げ、風速0.8メートル程度の微風で始動します。また、風向きに関係なく回り、風切り時の騒音や振動もなく、市街地での設置も可能です。
発電機はダイレクトドライブ方式で駆動させているので、発電効率が高く、機械的騒音もありません。垂直軸型風車は強風時にも安定した回転を維持する安全設計で、風速60m/秒にも耐え得る強度を有しています。発電量に応じて、200W~5KWの風車を提供することが可能です。
[参考] 1KW仕様
ブレード長:3.0m
回転直径:2.5m
ブレード巾:0.5m
全 高:6.2m
ブレード枚数:4枚
ブレード材質:アルミ1.0t・ウレタン樹脂塗装
支 柱:鋼管・ウレタン樹脂塗装
発電機:1KW(定格出力)(15m/sec)
カットイン風速:3.0m/sec
カットアウト風速:20.0m/sec
耐風速:60m/sec
蓄電池:ディープサイクルバッテリーDC12V(100A)
充放電コントローラー:1基(24Hタイマー内蔵)
参考設計価格:350万円(200W仕様は250万円) ※搬入・施工費は含みません
〈オプション設定〉
ACインバーター、出力表示システム、監視システム(LAN使用)、ソーラーパネル、照明器具、ブレード材質チタン
◇カタログは添付資料をご参照ください。