新日鉄ソリューションズとセールスフォース、オンデマンドサービス販売で業務提携
新日鉄ソリューションズとセールスフォース・ドットコム、
相互にオンデマンドサービスの販売提携を発表
~新日鉄ソリューションズ、「Salesforce」と「Apexプラットフォーム」をサービス事業の柱に~
新日鉄ソリューションズ株式会社(代表取締役社長:鈴木 繁、本社:東京都中央区新川二丁目20-15、以下 新日鉄ソリューションズ)と、オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーである株式会社セールスフォース・ドットコム(代表取締役社長:宇陀 栄次、本社:東京都渋谷区恵比寿一丁目19-19、以下セールスフォース・ドットコム)は、オンデマンドCRMアプリケーション「Salesforce(セールスフォース)」および新日鉄ソリューションズの販売する「nsxpres.com(エヌエスエクスプレス・ドットコム)」を両社で相互に販売する業務提携を11月1日より開始いたします。
新日鉄ソリューションズは、今回の販売代理店契約締結により、「Salesforce」およびオンデマンド・プラットフォーム「Apex(エイペックス)プラットフォーム」を柱に、同社のSaaS(Software as a Service:サース)事業の強化を図ります。新日鉄ソリューションズは、ITサービス事業の育成・推進を全社的な重点目標に掲げており、これまでは、自社開発のドキュメント管理サービス「nsxpres.com」や同サービスと「Salesforce」の連携サービスを提供してきました。また、2006年4月には、ITサービス事業の企画・推進をミッションとする専任組織を立ち上げ、SaaS事業の推進に注力しています。今回のセールスフォース・ドットコムとの販売代理店契約の締結は、この方針をさらに強化するものです。セールスフォース・ドットコムは、ドキュメント管理ソリューションを既存顧客に提供することにより、膨大な顧客の個別契約書や注文書・納品書などを電子データで管理することができます。さらに、「Salesforce」と連携することで顧客中心に様々なデータを管理することができるようになります。
新日鉄ソリューションズは、2005年から「Salesforce」を自社内で活用しています。オンデマンド・プラットフォーム「Apexプラットフォーム」を用いたカスタマイズにより独自の営業標準プラットフォームを作成、現在では、ほとんどすべての営業担当者が利用しています。同社は、自社内での活用によるノウハウと、システムインテグレーション事業における豊富な経験を組み合わせ、特に産業・流通・サービスや金融業界等に対して、営業業務のプロセス設計支援や、「Salesforce」の導入支援サービス、「Salesforce」の利用定着のためのコンサルティングサービスを提供し、顧客企業の要望に合ったSaaSソリューションの導入を支援します。
さらに、新日鉄ソリューションズでは、「Apexプラットフォーム」を活用したオンデマンド・アプリケーションの開発への注力などにより、顧客企業への利便性の高いSaaSソリューションの導入を推進します。
セールスフォース・ドットコムは、SaaS事業を柱の1つとして事業展開する新日鉄ソリューションズとの提携により、新日鉄ソリューションズがカバーする流通・サービス分野、金融分野、社会・公共分野を始めとする広範な顧客基盤をもとに、大規模ユーザの獲得を目指します。また、国内で利用可能な「AppExchangeアプリケーション」の充実化に期待しています。日本国内では、現在、50以上のアプリケーションが、「AppExchangeディレクトリ」上で提供されており、このアプリケーションを質量双方の面で拡大することで、「Salesforce」のさらなるユーザ獲得を図ります。
*参考資料あり。