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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2007'04.17.Tue

ACCESS、Linux向けアプリケーション・フレームワークをオープンソース化

Linux向けアプリケーション・フレームワークをオープンソース化


 株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は本日、携帯市場および組み込み機器市場向けに、最適化されたオープンソースコンポーネントの開発強化の一環として、アプリケーション・フレームワークを、Mozilla(r) Public License (MPL) v1.1. に基づいてオープンソースコミュニティに開示することとし、年末までにオープンソース化することを発表いたします。
 合わせてLinux Kernel を拡張するセキュリティ機能をGPL (General Public License) v2に基づいてオープンソース化します。

 本アプリケーション・フレームワークは、ACCESSのモバイル市場向けプラットフォームである「ACCESS Linux Platform」の一部として開発されました。ACCESSのアプリケーション・フレームワークは、アプリケーションをインストールしたり、管理するための機能を提供するのに加えて、アプリケーション間の通信、たとえば、音楽再生、メッセージング、その他の高度な機能をシームレスに切り替える機能を提供します。
 また、電話機の機能の不正な利用や、重要なシステム・データへの不法アクセスを防ぐために、アプリケーションの安全性を確保できるように設計されています。

 France Telecomの携帯事業部門であるOrange社のバイスプレジデント、Yves Maitre氏は「Orangeは、モバイルLinuxソフトウェアプラットフォーム市場の成長をコミットする1社として、ACCESSがアプリケーション・フレームワークをオープンソース化すると決断したことは、モバイルLinuxエコシステム全体に利益をもたらすものと確信しています。」と述べています。

 ACCESSのグローバル執行役員兼プロダクト・デベロップメントのシニアバイスプレジデントであるMike Kelleyは「我々だけでなく、サードパーティや通信事業者、世界中のLinux エコシステムのすべての参加者が、アプリケーションを統合しやすく、安全に管理できるように、アプリケーション・フレームワークを開発しました。このアプリケーション・フレームワークを開示することにより、全てのLinux開発者、メーカそして通信事業者に貢献し、規格の分裂化を回避して、Linuxベースの携帯電話および機器の市場成長に繋がると考えています。」と述べています。

 今回のオープンソース化に対して、業界より以下のような賛同を得ております。

 Linux Phone Standards (LiPS) Forumの会長兼社長、Haila Wang氏は「LiPS Forumでは、ACCESSがアプリケーション・フレームワークをオープンソース化するというニュースを歓迎いたします。この動きは、携帯電話メーカや携帯電話会社が、より迅速かつ低コストで電話機を開発できるように、オープンソースのソリューションを検討するというLiPSの活動と一致し、このACCESSからの重要な貢献をぜひ検討したいと考えています。」と述べています。

 Open Source Development Lab(OSDL)の最高経営責任者、Stuart Cohen氏は「Mobile Linuxのマーケットシェアは拡大しており、オープンソースコミュニティや強力なモバイルエコシステムの構築に対して、ACCESSは一貫して積極的な取り組み姿勢を示しており、さらなる市場拡大に貢献しています。ACCESSは、アプリケーション・フレームワークを公開することで、プラットフォームのユーザを増やし、モバイルLinux市場を拡大できるということを良く理解しています。」と述べています。

 GNOME Foundation会長、Dave Neary氏は「GNOME Mobile and Embeddedイニシアチブを通して、GNOME Foundationは、モバイルおよび組み込みデバイスの市場において革新とコラボレーションを推進しています。ACCESSが、アプリケーション・フレームワークをコミュニティにオープンにすることは、フリーソフトウェア、GNOME、そしてGMAEイニシアチブの成功への大きな貢献です。ACCESSがオープンソースコミュニティの真の一員として、優れたソフトウェア開発のフレームワークを世界中の組み込み開発者の手に届けてくれるのは、大変うれしいことです。」と述べています。

 ACCESSとオープンソースコミュニティについて、およびアプリケーション・フレームワークについては添付資料をご参照ください。

 本アプリケーション・フレームワークは、年末までに下記サイトよりダウンロードが可能となる予定です。 http://www.access-company.com/about/opensource/download.html


 ACCESSは、日本国およびその他の国における株式会社ACCESSの商標または登録商標です。
 PalmSource, Palm OS, Palm Powered、その他の商標及びロゴは、米国、フランス、ドイツ、日本、英国及びその他の国におけるPalmSource, Inc.とその支社によって所有されているか、Palm Trademark Holding Company, LLCからPalmSource, Inc.を通してライセンスされている商標または登録商標です。これらの商標は、PalmSource, Inc.が特に許可を与えている以外は、顧客を混乱させる可能性がある方法によってPalmSource, Inc..以外の商品やサービスに使用することや、PalmSource, Inc.ライセンサー、子会社や支社の評判や信用を傷つけることはできません。
 LinuxはLinus Torvaldsの商標です。その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。ACCESS Linux PlatformとGHostはコードネームでACCESS CO., LTD.、PalmSource, Inc.および適切な第三者の判断によって、事前の予告なく、最終の製品がリリースされることによって変更されることがあります。
 MozillaはMozilla Foundationの登録商標です。


■株式会社ACCESSについて
 ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードしています。
 「NetFront Browser」を始め、Palm OS、ACCESS Linux Platformなど、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジーを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。
 2001年2月26日には東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパに全29の子会社を運営し国際展開にも注力しています。
 http://www.access.co.jp または http://www.jp.access-company.com

■ACCESS Linux Platformについて
 ACCESS Linux Platform(ALP)はオープンプラットフォームで柔軟性が高い、Linuxベースの携帯端末向けプラットフォームです。ACCESSのモバイルテクノロジと、最高クラスのオープンソースであるLinuxコンポーネントの融合により提供されます。
 ALPはGHost (Garnet Host)として知られているPalm OSに互換性のあるレイヤを含んでいます。
 68K Palm OS applicationsが適切に書き込まれ、ALPベースの端末で作動します。

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