カプコン、米ハイドパークとゲームソフト「ストリートファイター」を実写映画化
カプコン、『ストリートファイター』の実写映画化を決定
~ハイドパーク社とジョイントベンチャーを設立し、全世界で公開~
株式会社カプコンは、本日、米国映画製作配給会社であるハイドパーク社と共同映画制作会社を設立し、当社人気ゲームソフトの『ストリートファイター』をテーマとした実写映画製作を行うことを決定いたしましたのでお知らせします。
本作では、『ストリートファイター』でお馴染みの女性キャラクター「春麗(チュンリー)」を中心としたストーリーを製作する予定です。映画の公開は2008年を予定しており、全世界での劇場公開を予定しており、米国における『ストリートファイター』の発売20周年記念の特別プロジェクトとして発足いたします。
当社取締役副社長執行役員最高営業責任者(COO)辻本春弘は、このプロジェクトに関して、「映画業界でのパートナーであるハイドパーク社との取り組みで、高品質な映画製作を期待している」と述べており、ハイドパーク社会長であるアショック・アムリタラージ氏も「我々もこの共同映画制作に大変興奮している。カプコンのゲームキャラクターと我々の映画製作の経験との双方の強みが合致し、生かされる最高の映画になるだろう」とコメントしております。
当社では、豊富な知的財産(コンテンツ)をテレビアニメや映画へ多面展開するワンコンテンツ・マルチユース戦略を推進することにより、家庭用ゲームソフト事業との高い相乗効果を創出し、一層の収益の向上に努めてまいります。
■『ストリートファイター』について
1987年に第1作目となる『ストリートファイター』を発売し、1991年発売の『ストリートファイターII』は、国内外においてアーケード筐体では、50万台、家庭用ゲームソフトとしてはシリーズ累計2,500万本を記録するなど格闘ゲームとして大流行しました。革新的なシステムと創造力でゲームソフトにおける格闘ゲームというジャンルを確立いたしております。
■ハイドパーク・エンターテイメント社について
ハイドパークは国際的にも著名な映画製作会社であり、20世紀フォックス社やディズニー社を始め数多くのメジャーなハリウッドスタジオと製作出資や海外販売の実績があります。最近のハイドパーク社の作品としては、「ブリンギンギング・ダウン・ザ・ハウス」、「ウォーキングトール」、「ショップガール」、「ドリーマー」や、近く劇場公開される「プレモニーション」や「アシャレム」、「デスセンテンス」などがあります。
■カプコンについて
ゲームエンタ-テインメント分野において数多くのヒット商品を創出するリーディングカンパニー。代表作として『ロックマン』、『ストリートファイター』、『バイオハザード』、『鬼武者』、『デビルメイクライ』などのシリーズタイトルを保有しています。本社は大阪にあり、米国、イギリス、ドイツおよび香港に海外子会社があります。