新キャタピラー三菱、舗装幅6.0mのホイール式アスファルトフィニッシャをモデルチェンジ
最大舗装幅6.0mのアスファルトフィニッシャをモデルチェンジ
新キャタピラー三菱株式会社(本社:東京都世田谷区用賀4丁目10-1、社長:広瀬 正典、資本金:231億円)は、舗装幅2.3~6.0mのホイール式三菱アスファルトフィニッシャ、MF61WE SERIES IIと、同じくクローラ式のMF61E SERIES IIを本日から発売します。
両機種は、2003年10月に投入したMF61WE・MF61Eのモデルチェンジ機です。従来機で初めて導入した三菱独自の二段目伸縮スクリード(舗装面を平滑に仕上げる敷き均し装置)の剛性をさらに強化し、作業性や耐久性、仕上げ精度を向上しています。また、スクリードステップにスプリング支持機構を追加するなど、オペレータへの振動負荷を軽減し、より快適な作業環境を実現しました。加えて、国土交通省の第二次基準値排出ガス規制に適合するなど環境にも配慮しています。
三菱MF61WE SERIES II/MF61E SERIES IIアスファルトフィニッシャの主な特長は以下の通りです。
1.作業性や耐久性、仕上げ精度の向上
(1) 二段目伸縮スクリードの伸縮ロッド径やロッド間隔の拡大、上部フレームの強化により高い剛性と耐久性を確保し、仕上げ精度がさらに向上しました。
(2) スクリードのデフレクタカバーをスプリングで固定。タンパ振動音を低減するとともに合材の浸入を抑制し、エッジの偏磨耗も低減しています。
(3) 上下調整が容易な合材ゲートは、合材の種類に応じて、作業中でもゲートへの流入量を微調整可能。より高品質な仕上がりが得られます。
2.作業環境の改善
(1) 二段目伸縮スクリードのステップマウント部をスプリングで支持。防振ラバーとの相乗効果で振動を抑え、オペレータ(スクリードマン)の疲労を軽減します。
(2) 新型の着火コントロールボックスを採用。スクリードごとに着火スイッチとバーナ作動状況を表示する燃焼モニタランプを装備し、着火と燃焼を容易に確認できます。
3.環境規制対応
(1) 国土交通省第二次基準値排出ガス規制対策型建設機械
(2) 国土交通省低騒音型建設機械
4.三菱 MF61WE SERIES II/MF61E SERIES II アスファルトフィニッシャの主な仕様
* 関連資料 参照
5.標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し)
MF61WE SERIES II-V 46,510,000円
MF61WE SERIES II-TV 50,000,000円
MF61E SERIES II-V 48,460,000円
MF61E SERIES II- TV 51,850,000円
6.目標販売台数
年間60台
以 上