伊藤忠商事、ライフスタイル研究所を設立しエキサイトと共同でブログ開設
伊藤忠商事がライフスタイル研究所『MOTTAINAI Lab』を設立。
第1弾としてエキサイトと共同で「MOTTAINAI Lab Blog」を開設。
「MOTTAINAI Lab Blog」
URL:http://blog.excite.co.jp/mottainai-lab
この度、伊藤忠商事株式会社は、MOTTAINAI精神にのっとったライフスタイルを研究、発信していく研究所『MOTTAINAI Lab』を設立致します。
『MOTTAINAI Lab』プロジェクト第1弾として、エキサイト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山村幸広、以下エキサイト)と共同で、コラボレーションサイト「MOTTAINAI Lab Blog」(モッタイナイ・ラボ・ブログ)を2006年11月1日(水)より正式オープン致します。
「MOTTAINAIキャンペーン」は、ノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが「もったいない」という日本語に深く共鳴し、「環境保全のキーワードとして世界の共通語にしよう」と提唱したことから始まった運動で、環境3R(リデュース:ゴミ減量、リユース:再使用、リサイクル:再利用)を柱に資源の有効利用を呼び掛け、持続可能な社会の実現と循環型社会の構築を目指すものです。
伊藤忠商事はこれまで、「MOTTAINAI」を世界初の循環社会型環境ブランドとして環境配慮を基準とした商品化などを行ってきましたが、広く一般からの参加を呼びかけるコミュニケーションチャンネルとして、『MOTTAINAI Lab』を設立するに至りました。
今回、エキサイトは「MOTTAINAIキャンペーン」の主旨に賛同し、インターネット総合メディアとして運動の拡大に貢献してまいります。
「MOTTAINAI Lab Blog」にはじまり、今後、伊藤忠商事と共同で『MOTTAINAI Lab』でのコミュニティ、EC(物販)やプロジェクト(日本伝統工芸とのコラボレーションによる商品開発など)毎のコンテンツを展開していく予定です。
○『MOTTAINAI Lab』の概要
『MOTTAINAI Lab』は「MOTTAINAIから生まれるワクワク未来」というコンセプトのもと、様々なジャンルの専門家(裏面の12名)が研究員として参加し、MOTTAINAI精神にのっとったライフスタイルを研究、発信していく新しいタイプのライフスタイル研究所です。
各研究員には、MOTTAINAIをアイデアの源と考えていただき、MOTTAINAIから発想する何か新しいこと、MOTTAINAIから気づいたちょっとしたこと、などを「MOTTAINAI Lab Blog」で発信していきます。既存の事柄がMOTTAINAIの視点を通して全く違った表情を見せたり、「もったいない」から生まれるデザイン、「もったいない」から生まれる商品、「もったいない」から生まれる新しいサービス、小さなことから大きなことまで次々に発明していきます。
○『MOTTAINAI Lab』研究員(順不同/敬称略)
1)箭内道彦(クリエイティブディレクター/風とロック代表)
2)野口健(アルピニスト)
3)紀里谷和明(映画監督)
4)ヒロ杉山(アーティスト/エンライトメント代表)
5)寄藤文平(イラストレーター/文平銀座代表)
6)ハセベ・ケン(渋谷区議会議員/NPO団体green bird代表)
7)ペオ・エクベリ(環境コンサルタント/One World代表)
8)黒田昌郎(アニメ監督)
9)内田将司(フォトグラファー)
10)島本美由紀(料理研究家/To Dear代表取締役)
11)山田悦子(風呂敷アートディレクター/むす美)
12)永田哲也(和紙アーティスト)
○ エキサイト『MOTTAINAI Lab Blog』コンテンツ内容
『MOTTAINAI Lab』は様々なジャンルのエキスパートである「研究員」(上記12名)と、広くみんなが参加できる「研究生」(ユーザー)で構成されています。『MOTTAINAI Lab』から生まれたアイデアの実現をサポートするのは「研究所員」(スタッフ)です。
◆各界のクリエイター・著名人が『MOTTAINAI Lab』研究員としてブログをスタート!
『MOTTAINAI Lab』ならではの人選で、ここでしか見ることの出来ないコンテンツを展開します。次々に魅力的なアーティストが参加予定!
11月1日スタート時は上記12名の研究員を予定しております。
◆『MOTTAINAI Lab』研究所員(スタッフ)が活動状況をブログにて発信
『MOTTAINAI Lab』の活動状況やプロジェクトの進捗状況等を『MOTTAINAI Lab』研究所員(スタッフ)がブログを通して情報発信していきます。
研究員、研究生(ユーザー)、研究所員(スタッフ)とのコミュニケーションを図ることで、より消費者にとって魅力的な『MOTTAINAI Lab』発のMOTTAINAIプロダクツやサービス、イベント等を形にしていきます。
(参考資料)
○ワンガリ・マータイ(ケニア環境副大臣、生物学博士)
1940年生まれ。生物学者を志し、米国に留学。米ピッツバーグ大学で
修士号を取得後、帰国。71年ナイロビ大学(ケニア)で東アフリカ出身の女性として初の博士号を取得した。77年に有志と「グリーンベルト運動」(非政府組織)を創設し、植林運動を開始。単なる自然保護運動ではなく、植林を通じて貧しい人々の社会参加の意識を高め、女性の地位向上を含むケニア社会の民主化に結び付けようとした。こうした姿勢は、モイ前大統領の独裁政権に弾圧の対象とされ、幾度も逮捕された経験がある。現在ケニア全土に約1500カ所の苗床を持ち、参加者は女性を中心に約8万人。植林した苗木は3000万本に達し、「植林はケニアの民主化のシンボルになった」という。02年得票率98%の圧倒的支持を得て国会議員に当選、03年から現職。04年ノーベル平和賞を受賞した。環境分野の、また、アフリカ人女性のノーベル平和賞受賞は史上初めて。昨年2月の来日時に毎日新聞社編集局長とのインタビューで日本語の「もったいない」に出合い、地球環境を守る世界共通語として「もったいない」(MOTTAINAI)を世界各地で訴えている。
○MOTTAINAI キャンペーン
URL:http://www.mottainai.info
ワンガリ・マータイさんが提唱し、毎日新聞社などが進める環境キャンペーン。「もったいない」という日本に古くからある言葉を見直し、世界共通語にすることによって、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、循環型社会の構築と持続可能な社会の実現を目指す。
具体的には、リデュース(ごみ減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)の3Rを柱に、温室効果ガス排出の抑制や環境破壊の防止を呼び掛ける。仏教用語を起源とする「もったいない」という言葉が、あらゆるもののつながりを尊重する意味を持つことから、人権や平和の尊重も視野に、政府、企業、市民社会など、あらゆるステークホルダーと連携して国民的・世界的なキャンペーンとして運動を展開している。
○伊藤忠商事の環境に対する取組み
伊藤忠商事は1990年7月に地球環境室を設立しました。1997年10月にはISO14001規格の要求に沿った伊藤忠商事「環境方針」を策定しました。
この中で、伊藤忠商事は国際社会の一員として地球環境問題を経営方針の最重要事項の一つとして位置づけ、企業理念である「豊かさを担う責任」を果たすべく「青い地球と経済成長の両立を図る企業活動」を行い、また「伊藤忠商事企業行動基準」に示す「環境問題への積極的取組」を推進し、このかけがえのない地球を守り広く社会に貢献することを表明しており、その実践に努力しております。
■エキサイト(市場名:JASDAQ、 証券コード:3754)
URL:http://www.excite.co.jp/
エキサイト株式会社が運営するインターネット情報サイト『エキサイト』は、1997年12月のサービス開始より、検索サービスを軸にクオリティとオリジナリティの高いコンテンツ・サービスを多数提供しています。女性向けサイトNo.1の「Woman.excite」、エンターテインメント分野では総合音楽サイト「エキサイトミュージック」と音楽ダウンロードサービスの「エキサイトミュージックストア」、人気オンラインゲームを続々提供する「Game.excite」、公式モバイルサイトの「熱烈アニソン魂」や「カフェメロ」、ショッピングなどのECサイト、「ブログ」「翻訳」「携帯ホームページ」などの高機能ツールもいち早く提供しております。
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エキサイトは今後も、インターネット総合メディアとして、エキサイトらしいサービス・コンテンツの提供に努めてまいります。