デル、「PowerEdge」サーバー用の大容量メモリーを最大約70%値下げ
デル、PowerEdgeサーバ用の大容量メモリを最大約70%
平均約50%引き下げる大幅な価格改定を実施
マルチコア化、64ビット化などの大規模システムニーズをサポート
同時に追加購入メモリも同額にし、サーバの需要喚起を目指す
デル株式会社(本社:川崎市幸区、代表取締役社長:ジム・メリット)は、本日、デルの高性能x64サーバ「PowerEdge(パワーエッジ)」シリーズ用大容量メモリにおいて、最大約70%、平均約50%の引き下げを行う大幅な価格改定を実施すると発表しました。
また業界で初めて、サーバの導入後、改めてメモリを追加購入する場合にも、新規サーバ注文時と同じ価格でメモリを提供します。追加購入メモリの価格は、11月上旬に改定する予定です。
今回価格改定を実施するのは、主に基幹系やハイエンドデータベースなどの大規模システム向けサーバで利用される2GB、4GBの大容量メモリで構成されるメモリセットが中心です。
<価格改定例>[価格は全て税別]
メモリの種類 改定前価格 改定後価格 改定率
2GBメモリ(DDR2メモリ 400MHz 512MB×4) 7万8千円 6万2千円 -21%
4GBメモリ(FBDメモリ 667MHz 2GB×2) 23万4千円 14万円 -40%
8GBメモリ(DDR2メモリ 400MHz 2GB×4) 75万円 22万円 -71%
16GBメモリ(FBDメモリ 667MHz 4GB×4) 422万円 160万円 -62%
32GBメモリ(DDR2メモリ 400MHz 4GB×8) 800万円 320万円 -60%
64GBメモリ(DDR2メモリ 400MHz 4GB×16) 1,450万円 640万円 -56%
現在、マルチコア化や64ビット対応によるプロセッサ性能の大幅向上により、お客様のサーバの運用方法やニーズが変化しています。仮想化環境による1台のサーバでの複数のOS/アプリケーションの稼働や、UNIXサーバからx64サーバへの移行、8ソケット以上の高価なサーバで稼働している大規模システムをコストパフォーマンスの高い2~4ソケットのx64サーバに乗り換えるなど、サーバの導入・運用がより柔軟になってきています。
その一方、大規模システムで、2~4ソケットサーバの導入を図った場合、必要なメモリを追加購入すると、メモリ分だけでコスト負担が大幅に増えることが、構成自由度での妨げとなっていました。
デルでは、このギャップの見直しとお客様ニーズへの対応のため、大容量メモリの価格を大幅に引き下げ、価格体系を全面的に見直しました。今回の価格改定を通じ、「PowerEdgeサーバ」による大規模システム構築の需要喚起を図ると共に、より適正なコストで、製品・パーツを提供することによる、顧客満足度の向上を図ります。
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