日立コミュニケーションテクノロジー、金融機関向けディーリング通話システム「HD-X」を発売
コンパクトで使いやすい、日本のコミュニケーション環境に適した
金融機関向け日立ディーリング通話システム「HD-X」を発売
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:青木 榮司)は、コンパクトデザインでシンプルで使いやすく、日本のコミュニケーション環境に適する機能を兼ね備えた、日立ディーリング通話システム「HD-X」を製品化し、11月6日より発売します。
日立ディーリング通話システムは1983年に最初のシステムを発売して以来、1990年にフルディジタルシステムHD-6VLを発売、1995年にLANに対応したカラーディスプレィディーラーボードをラインナップに追加するなど、常に先端を走るシステムを金融機関の株・為替取引業務向けに送り出し、稼動実績は100ユーザー以上を数えます。
このたび発売する日立ディーリング通話システム「HD-X」は、豊富な実績に基づいた信頼性に加え、用途・規模・スペースなど日本のコミュニケーション環境に適したシステム構築を実現することにより、ディーリング業務に携わるディーラーを強力にバックアップします。
通話台は40色カラーディスプレィの見やすさとボタンの使いやすさを兼ね備えた、「カラーソフトキー・ディーラーボード」をラインナップに加えます。大きさはほぼ「A4」のコンパクトサイズ。マーケット情報を表示させるPC画面がディーラーボードの影にならないよう、ディーラーの使い勝手に配慮した設計を行いました。また、机上ワークスペースの確保にも貢献します。操作性はシンプルで使いやすさを重視しました。
日立ディーリング通話システム「HD-X」は、以下の特徴を備えています。
1.カラーソフトキー・ディーラーボードの特徴
(1)コンパクトデザイン
机上で邪魔にならないコンパクトサイズ、ディーラーフォンの後ろに設置したPC画面が影にならない高さを実現。(外形寸法:WxDxH 約340(mm)x61(mm)x125(mm)[30°角度調整時])
(2)シンプルで使いやすい
電話をかける、電話を受ける、ボリュームを調整するなど、基本操作を中心に配列し、シンプルで使いやすいディーラーフォンとした。また40色カラー液晶ディスプレイにより、取引先毎に見やすい表示とするなど、視覚的にも考慮。更に画面は1ページ当たり35キーで、35ページ分(1ページあたり35キー×35ページ)の大容量回線を収容。表示画面を電子電話帳として使用可能。
(3)漢字表示・漢字変換入力
漢字表示を大きく見やすいものとした。瞬時の判断が必要なディーリング業務において、名称表示を見やすくすることは非常に重要。また、ワンタッチオートダイヤルの漢字変換入力が可能で、相手名称の登録・変更が簡単に行え、日本人が操作するディーラーフォンを意識したつくり。
2.ハードキー・ディーラーボードの特徴
(1)100個の回線キーを装備
左右50個ずつ装備された回線キーに外線、内線、ブローカー回線、ワンタッチオートダイヤルを登録可能。迅速な発着信操作をサポート。
(2)漢字対応ディスプレイ表示
カレンダー表示、発信時のダイヤルモニター、通話中の相手先名称の漢字表示などが可能。
3.システムの特徴
VoIP対応であり、ディーラーボードをLANに接続しIPネットワーク内で使用可能。
4.価格および出荷時期
機 種:日立ディーリング通話システム HD-X
システム価格:個別見積り
出荷時期:2006年12月下旬
【 製品についてのお問い合わせ先 】
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
企業ネットワーク事業部 事業企画部
〒140-0013 東京都品川区南大井六丁目26番3号 大森ベルポートD館
電話 03-6404-0535(ダイヤルイン)
【ホームページURL】 http://www.hitachi-com.co.jp/
【問合せ先メールアドレス】 web-com@hitachi-com.co.jp
以 上