スターティア、出版社・書店が自ら運営できる電子書店開店パッケージを発売
スターティア、出版社・書店が自社で運営可能な電子書店開店パッケージ『Digit@Link WisdomStation』の販売開始
スターティア株式会社(東京都新宿区 代表取締役 本郷秀之 証券コード3393)は、電子書店開店パッケージ『Digit@Link WisdomStation』(デジタリンク ウィズダムステーション)の販売を、平成18年11月1日(水)より開始したと発表した。
『Digit@Link WisdomStation』はDRM(Digital Rights Management:電子著作権管理)システムとダウンロード販売システムを組み合わせたサービス。
通常、一から構築した場合、数千万円以上かかるシステムを、オープンソースを利用したパッケージ化により、初期費用200万円での導入が可能で、今まで電子書籍書店経由でしか電子書籍を販売できなかった中小の出版社でも自社で電子書籍販売のインターネットショップを運営できるようになる。
また、スターティアが販売をしている電子ブック作成ソフト『ActiBook』(アクティブック)と組み合わせることで、単なる電子書籍販売だけなく、電子書籍図書館、オンライン書店での書籍到着までの間のみ閲覧可能な電子ブック提供、連載記事のみを集めた電子切抜きサービス、書籍購入者限定の追加コンテンツプレゼントサービス等、様々なサービスの提供が可能になる。
すでに今月6日から運用を開始している企業もあり、電子書籍が月額で定期購読できるサイトなどで利用されている。
1.機能
(1)電子書籍ダウンロード販売システム
・会員管理機能
・試し読み(立ち読み)機能
・関連書籍表示機能
・レビュー機能
・売上ランキング表示機能
(2)DRM(電子著作権管理)システム
・暗号化機能
・コンテンツの不正コピー防止
・複合したコンテンツの監視・保護機能
・スクリーンキャプチャ防止機能
・利用可能期間限定、利用可能期日設定機能
(3)SBIベリトランス(株)のクレジットカード決済システム
2.販売価格
(1)初期費用
2,100千円(税込み)
(2)月額ランニングコスト
・21千円(税込み)+当該システム利用による売上金額の10%
・「アクティブック」の利用料(月額:3万円~5万円程度)
(3)その他費用
・書籍の決済システム利用料(初期数万円、月額10千円~50千円程度)
・決済手数料(売上の5%~10%前後)
以 上
関連サイト:http://ebook.digitalink.ne.jp/
【 スターティア株式会社について 】
東京都新宿区に拠点を置く、通信機器販売会社。オフィスのインフラを総合的に提案するワンストップシステムを採用し、中小企業のオフィスをトータルプロデュースする。2005年12月東証マザーズ上場。
電子ブック作成ソフトの販売には、2005年7月より本格参入を開始。約1年で100社以上の出版社に導入。