日本ベリサイン、情報漏えいを防止する統合メールセキュリティソリューションを提供
日本ベリサイン、統合メールセキュリティソリューション「Postini Perimeter Manager Enterprise Edition」の提供を開始
― 外部からのスパム、ウィルスだけでなく内部からの情報漏えいを防ぎ、インスタントメッセージのフィルタリングやメールの暗号化、アーカイブ機能など多彩な機能を提供 ―
日本ベリサイン株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:橋本 晃秀)は、電子メールおよびインスタントメッセージの外部からのスパム/ウィルスメールフィルタリングおよび内部からの情報漏えい防止のためのコンテンツフィルタリングを行う統合メールセキュリティソリューション「Postini Perimeter Manager Enterprise Edition(ポスティーニ ペリミーターマネジャーエンタープライズエディション)」の提供を11月7日より開始することを発表いたします。
電子メールは、その利便性からビジネスだけでなく、あらゆるコミュニケーションの最も重要なツールのひとつとなっており、世界中でやりとりされるメールの総数は2009年には現在の2倍もの数になるといわれています。しかし、米国 Radicati Group社によると、その増加の大半がスパム/ウィルスメールによるもので、全世界で送信されるメールの8割がスパム/ウィルスメールによって占められると予測されています。
このように日々増加し、その送信手法も複雑化するスパム/ウィルスメールは企業のビジネスに大きな影響を及ぼすようになってきており、ウィルスへの感染、フィッシングメールによる詐欺被害、社員のスパムメール処理による業務効率の悪化といった大きな問題点をはらんでいます。
また、メールを介した企業の顧客情報などの重要情報の漏えいも増加しており、コンプライアンスの観点からも、送受信されるメールの適切な監視が求められています。
日本ベリサインではこのような状況に対応するため、高速なフィルタリングのための多くの技術特許を有し、世界中35,000部門での導入実績を持つ米国Postini社と提携のもと、統合メールセキュリティソリューション「Postini Perimeter Manager Enterprise Edition」の提供を開始いたします。
「Postini Perimeter Manager Enterprise Edition」は、企業へメールが到達する前に、スパム、ウィルス、フィッシング詐欺などを遮断するフィルタリングASPサービスで、電子メールの「事前処理サービス」の米国特許を持つ独自のプラットフォームにてスパム、ウィルスなどを遮断します。
ASP型のサービスのため導入企業は新たにアプライアンスやソフトウェアを購入することなく、迅速に導入することが可能で、下記のような特長を備えています。
統合ソリューション
コア製品のPostini Perimeter Manager Enterprise Editionはスパムブロック、メールウィルスフィルタ、コンテンツフィルタ機能を持ち、企業規模を問わずこれだけで主なメールセキュリティ対策が可能です。
グローバルなバックエンド
1999年の創業以来、Postiniは北アメリカをはじめヨーロッパ、世界6ヶ所にデータセンターを設置しサービスを行っています。Postini Perimeter Managerは毎日5億通を超えるメールコミュニケーションを処理し、一貫したサービスの提供と高可用性を実現しています。
ワンセッションでのメール配信
ひとつのTLSセッションでメールのフィルタリングと配信が完了するため、基本的にPostiniのメールサーバには導入企業のメールは保存されません。つまり、メールの送信が完了すると受信者、送信者以外には情報が漏れることがない、高次元のセキュリティレベルのソリューションです。
短期間でのシステム構築
DNSサーバのMXレコードを書き換えるだけでPostiniのメールセキュリティサービスを導入できます。Postiniのサービスは最短1週間で導入することができます。
サーバ、アプリケーションの購入が不要
システム構築の初期費用が抑制でき、またシステムのバージョンアップ費用なども不要なため、利用料のみの費用負担で済みます。
運用管理負担の軽減
アプリケーションの構築から運用、保守までをPostiniがすべて管理するため、導入企業は自社アカウントで専用管理画面より個別のフィルタリング設定を行うだけの管理で済みます。またメールトラフィックの増加に対しても、アプライアンス等の機器の増設のような手間は発生せず、対応が不要です。
柔軟かつ簡単な設定
さまざまな企業規模、部署の要望に沿うことができるよう、管理画面ではフィルタリング条件を細かい設定から大まかな設定まで簡単に操作できるよう設計されています。
またオプションサービスとしてこれまでフィルタリングが困難だったインスタントメッセージのスパム/ウィルスフィルタリングやコンプライアンス対策としてのアーカイブサービス、安全に暗号化してメールの送受信を行えるエンクリプションサービスを用意しています。
Postini Perimeter Manager for Instant Messaging
Google Talk、Yahooメッセンジャー、MSNメッセンジャーなど各種 インスタントメッセージに対してもスパムブロック、メールウィルスフィルタ、コンテンツフィルタ機能をひとつのサービスとしてご利用いただけます。本サービスを導入することでインスタントメッセージのセキュリティ上の不安を払拭し、インスタントメッセージを生産性向上のツールとして利用できるようになります。
Postini Archive Manager with Personal Archive
コンプライアンス対策としてのアーカイブサービスをすぐに導入することができます。指定期間中すべての送受信メッセージと添付ファイルを条件に基づいて保存、検索する事が可能になります。
Postini Encryption Manager
TLS(Transport Layer Security)を利用して全てのメールの送受信を暗号化するオプションサービスです。取引先などのメール送信者のメールサーバがTLSプロトコルに対応していない場合は、SSLで暗号化された専用画面でメールを確認することで、メールが暗号化されない状態での送受信は一切不可能にし、外部からの盗聴を防ぎ、セキュリティをより確実なものにします。
メール/IMフィルタリングASPサービス「Postini Perimeter Manager EnterpriseEdition」の概要は以下の通りです。
記
製品名:Postini Perimeter Manager Enterprise Edition
製品概要:電子メール/IMのスパム/ウィルス/コンテンツフィルタリングASPサービス
価格:1,000ユーザの場合
初期費用 37万円(税込)
月額基本利用料 無料
Postini Perimeter Manager Enterprise Edition
470円/1メールアドレス(月額・税込)
詳細URL:http://www.verisign.co.jp/postini/index.html
以 上
<日本ベリサインについて>
日本ベリサイン(東証マザーズ証券コード:3722)は、1996年、VeriSign, Inc.(NASDAQ:VRSN)の最初の海外法人として設立されました。当社は、複雑化するネットワーク環境において、利用者がインフラの存在を意識することなく、安心してビジネスやコミュニケーションを行うことができる社会の実現を目指して、ウェブサイトの実在性を証明するサーバ証明書発行サービス、認証局構築のアウトソーシングサービス、ドメイン名登録サービス、セキュリティに関する様々なコンサルティング、そしてセキュリティトレーニングなど、情報セキュリティ全般にわたるサービスを提供しています。
詳細は https://www.verisign.co.jp をご参照下さい。
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Tel:03-3271-7013 E-Mail:postini-info@verisign.co.jp