シャープ、コンパクトデジカメ向けに1200万画素の小型CCDを開発
コンパクトデジタルカメラの高画素化に貢献
光学系サイズ1/1.7型で業界最高※1の1200万画素CCDを開発・発売
シャープは、コンパクトデジタルカメラ向けに、小型の光学系サイズ1/1.7型で業界最高の1200万画素CCDを開発、2006年11月30日からサンプル出荷、2007年1月から量産出荷を開始します。
デジタルカメラ市場は、一眼レフタイプの低価格化が進む一方、手軽に操作できるコンパクトタイプ機の高画素化ニーズが一段と高まっています。
本製品は、当社独自の微細加工技術と画素セル縮小技術により、業界最小クラスの1.88μm角の画素セルサイズを実現し、一眼レフ領域の1200万画素を達成しました。A4はもとよりA3サイズといった大判での高精細プリントを可能にしました。
また、当社独自の4画素加算技術※2を採用した<RJ21Y3DA0ET>は、通常の4倍の感度で300万画素画像を撮影できるので、手振れや被写体の速い動きにも対応できます。
シャープでは、CCD、CCD周辺IC、DSPなど、デジタルカメラに必要な機能のシステム提供が可能であり、機器の高画素化や開発期間の短縮をサポートしております。
品名
1/1.7型1200万画素CCD
形名・サンプル価格(税込み)
RJ21Y3DA0ET 7,500円
RJ21Y3BA0ET 7,000円
サンプル出荷開始
2006年11月30日
量産出荷開始
2007年1月
月産台数
10万個
■主な特長
1.小型の光学系サイズ1/1.7型で業界最高の1200万画素CCDを実現
2.通常の感度4倍で300万画素スチル撮影が可能<RJ21Y3DA0ET>
3.コンパクトデジタルカメラ用CCDの豊富なシステムソリューションを展開
※1 2006年11月8日現在。デジタルカメラ用1/1.7型インターライン転送方式CCDとして(当社調べ)。
※2 CCDの近接する画素信号をRGB毎に4画素ずつ加算することで、画素を有効に利用し高感度化を実現。
※ 詳細は添付資料を参照してください。
< お問い合わせ先 >
お客様:LSI事業本部 市場開発推進部 (0743)65-3481