三陽商会、婦人服4ブランドで共通素材を採用したウールコートを発売
婦人4ブランドで共通素材を採用したウールコートを発売
株式会社三陽商会(本社:東京都新宿区本塩町14、代表取締役社長:田中和夫)は、40歳以上の女性を対象にした「サンヨー」「バンベール」「トランスワーク」「エヴェックス バイ クリツィア」の4ブランドから、共通素材のアンゴラ混ウールを採用したコートアイテムを、11月中旬より、全国百貨店における各ブランドの展開店舗で発売いたします。
この背景には、昨年冬の需要増や原油価格高騰などの要因からウールコートに重要な獣毛素材の価格高騰があります。当社は早期に上質素材を確保する目的で、ミッシー・ミセスブランドを展開する婦人服第二事業部のサンヨーの企画グループを中心に、ブランド横断素材として開発しました。
同素材は、国内有数の毛織物産地、愛知県尾州地区で織り上げた、緯糸アンゴラ100%、経糸ウール100%の上質素材(素材表記:ウール35%、アンゴラ65%)です。今回は、生機(きばた:注)を共通に、ブランドごとに加工、仕上げおよび色を変えていることに加え、商品デザインやバラエティも違います。各ブランドともにウールコートの主力素材と位置づけ、4ブランド合わせて、コートアイテム8型で約13,000着の生産を予定しています。
当社婦人服では、ブランドそれぞれのターゲットやテイストの違いから、ブランド横断の共通化は、ニットアイテムの糸で事例はありますが、布帛(織物)では今回が初めてとなります。
注)生機(きばた):織り上げて織機からはずしたままの織物
参考)共通素材を採用した4ブランドの特徴
サンヨー: 40代中心のミセスを対象にしたコートブランド
トランスワーク: 40歳を中心に高感度な大人の女性を対象にしたトータルブランド
エヴェックス バイ クリツィア: 40代の新世代ミセスを対象にしたトータルブランド
バンベール: 50~60代を中心にしたマチュア世代を対象にしたトータルブランド
■共通素材(ウール35%、アンゴラ65%)を使用したコートアイテム
(※ 関連資料を参照してください。)
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株式会社三陽商会 C.R.室 フリーダイアル:0120-340-460迄