東邦チタニウム、スポンジチタン生産能力増強の概要など発表
スポンジチタンの生産能力増強構想の変更について
昨年11月、急速なチタン需要の伸びに対応するためにチタンインゴット及びスポンジチタンの生産能力増強に関する構想を発表いたしました。
その後チタンインゴットにつきましては、本年2月発表の通り、北九州市において7月に着工し、平成20年3月の完成を目指して予定通り進捗しております。また、スポンジチタンの700t/年の増強につきましては本年4月発表の通り、7月に着工し来年8月に完成する予定となっております。
一方、スポンジチタンにつきましては、足下の状況から今後の需要を見通した結果、化学プラント、海水淡水化プラント向け等の一般工業向け需要や民生品向けの需要が堅調に拡大していることに加え、航空機向け需要が大幅に拡大していること等から、昨年発表した構想の背景となった予測を上回る需要が見込まれる状況となっております。
それらを踏まえ、また国内外のユーザーから供給量の増加を要請されていることを総合的に勘案し、当社は今般、別紙のとおりスポンジチタン生産能力増強の構想を変更することといたしましたので、お知らせいたします。
なお、詳細につきましては今後逐次お知らせしていくこととしております。
当社は、一連の計画、構想の実現を通じ、「世界最強のチタン総合メーカー」を目指してまいります。
以上
※別紙「スポンジチタン生産能力増強の概要」などは添付資料を参照