ノーテル、次世代通信ネットワーク向け事業拡充など新戦略を発表
ノーテル、次世代の通信ネットワーク向け事業の新戦略を発表
メトロ・イーサネット・ネットワークス(MEN)事業を拡充、新技術Provider Backbone Transport(PBT)の本格実装へ
ノーテルネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ニック・ブルーデンヒル、連絡先:03-5740-1300、以下ノーテル)は、キャリアやサービスプロバイダーにおける通信需要の変化に応えるため、メトロ・イーサネット・ネットワークス(以下MEN)を対象とする次世代ネットワーク向け事業の拡充を図ります。イーサネット技術を通信事業者向けに強化した、独自開発のProvider Backbone Transport(PBT)を実装し、MENのポートフォリオの本格展開を進めます。
ノーテルは、北米で本年6月よりメトロ・イーサネットの新規事業プランならびに技術革新を掲げ、世界的な通信需要への対応を進めています。サービスプロバイダーがイーサネットを使ってIPTV、モバイルビデオ、ビジネスサービスなどのミッションクリティカルな高帯域サービスを確実に提供できるよう、メトロ・イーサネット・ポートフォリオを拡充し、拡大するビデオ配信市場への対応を推し進めます。日本国内では、NGNやイーサネットサービスの拡充に向けた機能強化を行っていきます。
ノーテルのMEN新戦略における重点項目は以下のとおりです。
■ Provider Backbone Transport(PBT)の本格展開
ノーテルは、革新的なProvider Backbone Transport(PBT)テクノロジーにより、SONET/SDHが持つキャリアグレードの一貫した接続管理性をイーサネットに提供します。
PBTは現在、「Metro Ethernet Routing Switch(MERS) 8600」で利用可能であり、「Optical Multiservice Edge(OME) 6500」やその他のイーサネット対応プラットフォームに統合するための開発を進めています。
■ Resilient Packet Ring(RPR)によるサービス統合
ノーテルは、標準準拠のResilient Packet Ring(RPR)テクノロジーを主力製品である「OME 6500」オプティカル・プラットフォームに統合させ、メトロ・イーサネットによるサービス統合を実現します。「OME 6500」のRPR機能は、10Gbpsまでの複数のイーサネットリングと、顧客ごと、およびアプリケーションごとにサービス提供機能をサポートします。これにより、ビデオをはじめとするリアルタイムのトラフィック優先制御が可能となります。
ノーテルは、ビジネスへの投資と、オープン標準化、認証、相互運用試験のサポートを継続的に実施し、拡大するメトロ・イーサネット市場におけるリーダーシップを占めています。Dell'Oro Group社によると、ノーテルの2006年第1四半期全体のオプティカル分野での収益は、世界1位となっています。
【 Nortelについて 】
Nortelは、通信技術分野のリーダーとして、グローバルビジネスの強化・促進、機密情報のセキュリティ保護に努め、人々の生活をより豊かにしています。通信事業者と企業の双方に向けたNortelの次世代技術は、ネットワークの簡素化により、アクセスおよびコア・ネットワークの接続、マルチメディアやビジネスに必要不可欠なアプリケーションへの対応、効率性やスピードならびにパフォーマンスの向上における障害の削減を行い、情報と人々を結びつけています。Nortelは、世界150ヵ国以上で活動を展開しています。詳細な情報に関しては、 www.nortel.com をご覧下さい。また当社に関する最新のニュースは、 www.nortel.com/news でご覧いただけます。
* Nortel、Nortelロゴ、グローブマークは Nortelの商標です。