ソニー、HDMI Ver.1.3aの機器認証試験を開始
業界初、HDMI Ver.1.3aの機器認証試験を開始
Deep Color(※1)、高解像度(1080p) へ対応
ソニー株式会社(以下ソニー)は「HDMI (High-Definition Multimedia Interface) Ver.1.3a 」の認証試験仕様である「CTS (Compliance Test Specification)」Ver.1.3aの策定に伴い、業界で初めて同バージョンの認証試験「Compliance Test」の実施を11月より開始いたしました。
ソニーは、HDMI搭載機器の認証試験を行なう機関「ATC (Authorized Testing Center)」を2006年5月に東京に設立、HDMI Ver.1.2aに基づいて認証試験を行なっています。また、HDMI設立メンバーとして、高画質、広色域な大容量の情報を、高速に伝送することが可能となる新規格「HDMI Ver.1.3a」を積極的に提案し推進してまいりました。
この度、当社はHDMI Ver.1.3aの認証試験設備を業界で初めて導入し、認定試験を開始しました。2006年11月11日発売の「プレイステーション 3」(※2)は同規格の業界初の認定商品です。ソニーは発展・拡大する次世代光ディスクや次世代コンピュータエンタテインメントシステムなどにHDMI認証試験サービスを提供し、HDMIのプロモーション、搭載機器の普及に貢献してまいります。
HDMIは、ケーブル一本で高品位な映像・音声・制御信号を合わせて伝送することができるAV機器向けのデジタル映像・音声入出力インターフェース規格、450社以上のメーカーに採用されており、デジタルAV機器には必須のインターフェースと位置づけられています。
ソニー HDMI ATCホームページ: http:// www.sony.co.jp/Products/HDMI/
(※1) Deep Color: 色深度。1つのピクセル(画素)が表示可能な色数をビット表示で示したもので、Ver.1.3はRGBで従来の24bitから48 bit(30/36/48 bit)に引き上げられた。
(※2) 「プレイステーション 3」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの商品です。また、「プレイステーション」は同社の登録商標です。